イベントシーンまとめ/乙女達のチョコレート大作戦

イベント詳細:乙女達のチョコレート大作戦

カカオの試練 前 Edit

 
── 特別なチョコレートを作る為に
旅立った一行は
最初の材料である"カカオ"を取りに
伝説のジャングルに
足を踏み入れていた ──
サラ
まずは、この森の奥にある
"伝説のカカオ"が材料って事ですけど…
──皆さん、大丈夫ですか?
マルタ
うう…。
足下はドロドロ、ぐちゃぐちゃだし
顔には解らない虫とか、ツタみたいなのが
ぺったり付くし、もうなんなの!
この先にきっと出る。
大きな蛇とか、大きな蜘蛛とか
珍獣とか…
イアハート
マルタ。エミルの為、でしょ?
マルタ
そう!そうよ!エミルにチョコをあげる為
私、頑張る!待っててね、エミル!
パスカル
おお~。
マルタ、持ち直したね~
リアラ
でも確かに…凄く険しい森ね。
サラが色々と予想して、
荷物を準備してくれて助かったわ。
サラ
任せてください!
その辺は私、まだ半人前ですけど、
冒険者ですから。
イアハート
本当にこんな場所に
"伝説のカカオ"があるのかな?
マルタ
無かったら困るし!あるに決まってる!
無くても、見つかるまで探すんだから!
サラ
──地図だと、もうそろそろ…
菓子職人さんが
教えてくれた場所ですけど──
マルタ
カカオ、もう近くなの?
やったー!
イアハート
道は大変だったけど、
何事もなくここまで来れて
良かったね!
パスカル
あ。あれかな?
あの、大きな樹!
サラ
あ!きっとあれですね!
確かに──凄く大きなカカオの実が
生ってるのが見えます!
パスカル
よーし!それじゃあ、
さっそく収穫しちゃおう!
マルタ
私、取ってくる!
パスカル
え?ちょっと待ってマルタ!
せっかく"カカオトレールマシーン"を
作って来たんだから、試させてよー!
サラ
凄く限定的な使い方の発明品ですね…
マルタ
こういうのは、樹に飛びついて
こうやってカカオをもぎ取ればって…
このカカオ…思ってたより大きい…。
もぎ取るのが、結構大変…
サラ
なんだろう?
あのカカオ、なんか動いているような…
イアハート
──!?マルタ!
そのカカオ、魔物だよっ!
 
(──ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッッ!!)
マルタ
ひえっ!?
カカオモドキ
お前も"虜"にしたい輩がおって
この木を狙いにきたのか…?
マルタ
きゃーっ!
カカオの実が喋ってるーっ!
パスカル
わーお!初めて見る魔物だねぇ。
どうしてこんな魔物になったんだろう?
カカオは擬態なのかな?
お姉ちゃんに聞けばもっと詳しく…
マルタ
楽しそうに分析してないでよ!パスカル!
カカオモドキ
ほっほっほ。
この木のカカオは良いぞ…
ワシも魔物じゃが、すっかり
この木から離れられなくなってしもうた。
魔物をも"虜"にする伝説のカカオ…
人間なんぞに渡すわけにはいかんのぉ。
マルタ
そんな顔で、"虜"とか言わないでよ
キモい──っ!
リアラ
マルタ、会話してないで。危ない!
イアハート
皆、マルタを守ろう!

カカオの試練 後 Edit

カカオモドキ
カーカーオォォォォォォォ…
 
(ズシィィィィィン…)
イアハート
──ふぅ。何とか、倒せたね!
サラ
結構タフな魔物でしたね。
マルタ
あんな顔で”虜”とか言うから、
むかついていつもより力を込めちゃったよ。
リアラ
落ち着いた所で…カカオを探しましょうか。
さっきの魔物の話だと、
やっぱりこの木に生っているみたいだけど…
サラ
もしかして──あれですかね?
あの、てっぺんにある丸いの。
パスカル
うーん…ちょっと良く見えないんだけど…
どうだろ?
──サラ、このマシーンで
狙ってみて!
サラ
は、はい!
…えっと、これ…どう使うんですか?
パスカル
狙いを定めて…スパーン!ってすると、
ばびゅーんっと飛んでくよ!
イアハート
それだとちょっと伝わらないかな、
パスカル…
 
──すぱーんっ!
ばびゅ─────んっ♪
パスカル
オッケー!ナイスキャッチ!
 
(カカオの絵)
サラ
これは…カカオですね!
──凄い大きい!
マルタ
これが、伝説のカカオなのね!
──うふふ~♪
これで、エミルのハートに一歩前進ね。
カカオの実が手に入ったら
もうこんなうざったいジャングルとは
おさらばよ!さぁ、次いこう!
サラ
次は"伝説の蜂蜜"…
ここから東の森ですね。
リアラ
次の場所も大変な所かもしれないけど、
頑張りましょう。
一同
お───っ!
 
── 無事カカオを手に入れた一行は
次の目的地、蜂蜜採取に
向かうのであった ──

蜂蜜の試練 前 Edit

 
── 蜂蜜採取に来た場所は
とても女の子が好きそうな
王子様と出会えそうな森の中でした ──
イアハート
サラ。"伝説の蜂蜜"のある森、って
ここで良いんだよね?
サラ
はい。そうです。一応ここが──
危険って言われている地帯ですね…
リアラ
一見、そんな感じはしないけれど…
マルタ
むしろ、澄んだ泉があったり──
あ。あっちには花畑!
すっごく綺麗な場所じゃない。
イアハート
うーん。危険って言われてる土地なのに、
こんなに綺麗だと──
逆に何かあるのかな?って
思っちゃったりもするね。
サラ
そうですね。気を付けて進みましょう!
 
ぽこ! ぽこ! ぽこ!
サラ
──?
何してるんですか?パスカルさん?
パスカル
ん~?
持ってきた"ハニーゲッチュマシーン"の
調子が悪いから、直してるんだ。
マルタ
また、完全な特注品ね…
そんなに機械をポコポコ叩いて
直るものなの?
パスカル
大丈夫大丈夫!こんな感じで!
ちょっと線がずれてるだけだと思うんだ~。
ほいっ!とやっ!たぁーっ!
 
(ウィ─────ン!)
パスカル
よーし!動いたよ!
これで伝説の蜂蜜をゲッチュだー!
リアラ
ええと…どうやって使うの?
パスカル
ゲッチュマシーンを向けた方向に
蜂蜜があると、音がするんだ。
そっちの方に向かっていけば、
オッケーってわけ!
 
(ぴこーん、ぴこーん、ぴこーん──)
パスカル
よしよし!反応あったよ!
さぁみんな付いてきて!
サラ
わぁ。凄いですね!
マルタ
…蜂蜜を探すだけの機械ってのが
もったいないけどね。
 
(ぴこーん、ぴこーん、ぴこーん──)
パスカル
うんうん。こっちこっち!
 
(ぴこんっ!ぴこんっ!ぴこんっ!──)
(…ぉぉぉ…ぉ…ぉぉん)
パスカル
良い感じ!だいぶ近づいて来たかなぁ。
リアラ
ねぇ、今、何か聞こえなかった?
イアハート
うん…私もちょっと、そう思ったんだけど
 
(ぴっ!ぴっ!ぴっ!ぴっ!ぴっ!──)
(ぶぉぉぉ…ぉぉ…ぉぉん)
パスカル
よーし、もうすぐみたいだね~。
マルタ
ちょ、ちょっと──みんな、あの影…
 
(キケン!キケン!キケン!──)
(ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉんっ!)
パスカル
え?キケン?
こいつは一体──
わーっとぉ!?
巨大蜂
ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉんっ!
イアハート
で、でっかい蜂の魔物だよ!?
パスカルっ!
マルタ
きゃ───っ!
パスカル、サスペンダー咥えられて
宙づりにされてる!
パスカル
ありゃりゃ?…うーん。もしかして──
さっき直した時に、
すごい蜂蜜を探す設定が、
"すごい蜂"を探す設定に
なっちゃってたのかなぁ?
マルタ
冷静に分析してる場合じゃない!
パスカル
でもきっと…これだけ大きい蜂なんだから、
伝説の蜂蜜はこいつを倒した先に
あるんじゃないかな?
そういう意味では、
ハニーゲッチュマシーンの通りに
進んできて正解だったって事だね。
サラ
と、とにかく!今助けます!
パスカル
ごめんね!よろしく!

蜂蜜の試練 後 Edit

サラ
隙が出来たっ──!
リアラ
決めるわ!みんな、下がって!
氷結は終焉──
せめて刹那にて砕けよ!
インブレイスエンド!
巨大蜂
ギャァァァァァァァァァァァ……!
パスカル
わわっと!──着地っ!
マルタ
──パスカル?大丈夫?
パスカル
はぁ~。
『ぶーん』って言ってて面白かった~。
あんな大きい蜂、初めて見たからさ。
お姉ちゃんに教えてあげたくて
じっくり見ちゃったよ。
イアハート
もうっ!
心配したんだよ。
パスカル
えへへ。
ごめん、ごめん。
さて──改めて、
マシーンの設定をちょいっといじって…
こんどこそ、蜂蜜を…っと。
──うん!あっちの穴の中、だね!
マルタ
今度はホントに大丈夫なのよね?
パスカル
ゲッチュマシーンを信じなさーい!
サラ
──よいしょっと…
サラ
あ!ありました!
 
(蜂蜜の絵)
サラ
わぁ!綺麗な色!
マルタ
ほんと、キラキラした黄金色で綺麗ね。
──ちょっと一口…
──何これ!?すっごい美味しい!
イアハート
本当?──わぁ、甘みが全然違う…
香りもすっごく良いし。
リアラ
これだけ美味しいと"伝説の蜂蜜"って
言われるのも納得だわ。
サラ
そうですね。
無事、見つけられて良かったです。
──ちょっと思ったんですけど、
これだけいい蜂蜜ですから、
森に住む動物達も狙っていて…
パスカル
そうだねぇ。他の動物が獲ってって、
無くなっちゃってた!
なんて事もあったかも、しれないよね。
リアラ
ふふっ。わたし達が先に見つけられて
良かったわ。
サラ
あははっ!本当に、そうですね!
 
(…しぃ……ぃぃ…ん…)
サラ
…………
 
(ずしぃぃぃぃぃぃぃん!)
サラ
あの、もし──もしもですよ?
この蜂蜜を他の動物が狙ったとして。
その場合、一体どんな動物なんでしょうね?
リアラ
それはやっぱり、
蜂蜜が好きな森の動物だし…
イアハート
ク、クマ…とかじゃないかな?あはは。
サラ
あんなに大きい蜂の蜜を集めるクマ…
って事は、きっと──
 
(ずしぃぃぃぃぃぃぃん!)
(べきべきべきべき!!!)
パスカル
うわぁぁぁぁっ!?
超巨大なクマだぁぁぁぁぁぁっ!!
一同
──きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!
サラ
は、早く蜂蜜持って、逃げましょう!
──って、パスカルさん!
クマの方、見に行っちゃだめですー!
 
── こうして"カカオ"、"蜂蜜”を
手に入れた一行は
"ミルク"を入手する為に
次の場所へと旅立つのでした ──

ミルクの試練 前 Edit

イアハート
最後は"ミルク"だよね。
サラ
はい。この辺りに、
凄く特別な乳牛がいて、
その牛から獲れるミルク、って事です。
マルタ
ここも、景色だけ見るとのどかね。
──でも、さっきの巨大な蜂の件もあるし、
今度はどんな相手なんだろう…
パスカル
ふっふっふ!
どんな牛でも、おまかせ!
この"ミルクゴキュゴキュマシーン"が
狙った牛を逃がさないぜ!
マルタ
そんな大げさな機械なんて──
って言いきれないのが
この材料探しの冒険よね…
イアハート
改めて、気を引き締めて牛を探しましょう!
 
それから小一時間、捜索は続き──
マルタ
この広い平原に…
ぽっかりとあった洞窟──
イアハート
そこを抜けた先には、古代の遺跡…
リアラ
そしてその中央の、玉座のような
遺物の前の魔法陣に鎮座する…
サラ
──1頭の…乳牛…
乳牛
モォー。
パスカル
うん。間違いないね。あれがきっと
"凄く特別な乳牛"だよ。
サラ
た…確かに、一目で分かる
凄く特別な感じですけど…
"凄く特別な感じ"の乳牛
モォー。
サラ
何と言いますか…神秘的な古代遺跡と…
乳牛のかもしだす、
不思議なギャップが…
"凄く特別な乳牛"
我が眠りを妨げるのは、何者か…
イアハート
しゃ、喋る乳牛!?
パスカル
カカオモドキも喋ってたし
何が喋っても不思議じゃないね。
"凄く特別な乳牛"
貴様らも、我がミルクを求める者達か。
イアハート
凄く威厳のある話し方…
でも──
マルタ
"宝物を"とかならかっこいいのに、
"ミルク"って言葉が入ると、
急に気が抜けて…
"凄く特別な乳牛"
我は全てを知っている。
我がミルクを求める理由…それは、
至宝の甘味チヨコレイトとやらを、
精製する為、であろう?
その手に抱いた、
"伝説のカカオ"と"伝説の蜂蜜"…。
それが証拠…
汝らが、我が"伝説のミルク"を
求めるならば──
その想い、証明してみせよ。
イアハート
証明って…どうすれば良いの?
"凄く特別な乳牛"
──我と闘え、人間よ。
リアラ
え!?闘うの!?どうして?
"凄く特別な乳牛"
我にも誇りがある。
易々と絞られてやるような乳牛ではない。
我は、我を越える者にしか、絞られぬ。
サラ
ううん…どうしても…
かっこよさそうなのに
かっこよくない、そんな感じが…離れない。
"凄く特別な乳牛"
我を愚弄するか、人間風情が!
サラ
──きゃっ!?
パスカル
おおお。確かにこの牛くん、凄く強い!
"凄く特別な乳牛"
いくぞ、人間ッッ!!
我が力、とくと味わうが良いっ!
マルタ
と、とりあえず、大人しくさせないと
ミルクが手に入らないみたいね!
──準備はいい!みんな!

ミルクの試練 後 Edit

マルタ
これでどう!?
"凄く特別な乳牛"
ふむ──お前たちの想い、
見せてもらった。
我を絞れるのは、
強き戦士のみ、である。
人は、真なる想いを心に持つ時、
初めて強くなれる。
マルタ
妙にストイックな思想を持った乳牛ね…
イアハート
乳牛に語られるのって…
凄く、新鮮な経験だね。
"凄く特別な乳牛"
我は誇りある乳牛として、
人を導く使命がある。
我は知っている。
チヨコレイトは想い人に、
その気持ちを伝える為に
精製されるという。
我の"伝説のミルク"の力は強大だ。
時として、人心を惑わす程にな。
故に、我は見定めねばならなかったのだ。
我を絞るに相応しい
器の持ち主かどうか、な。
認めよう。お前達は、
我を絞るのに十分な力の持ち主である。
さぁ──存分に絞るがよい。
サラ
は、はい。そうさせて…頂きます。
"凄く特別な乳牛"
これからも、道を違えぬよう、
励めよ、人間。
もしも道を違えた時は…
我はお前達にさばきを下すであろう。
乳牛
モォー。
マルタ
急に普通の乳牛モードになるんだ…
サラ
さっきまでの雰囲気を思い出すと…
何かこう、絞りづらいです…
パスカル
お。そんな時こそ、
このマシーンの出番だね!
セットして、ポンって押したら、
すぐにしゅばっ!っとゲットだよ!
サラ
お、お願いします。パスカルさん!
 
──しゅばっ!
 
(ミルクの絵)
パスカル
おお。これが"伝説のミルク"なんだね。
──見た目は普通の牛乳だけど…
少し…魔力を含んでるように感じるね。
サラ
凄く特別な乳牛から取れた物ですから、
きっと、凄いんでしょうね!
イアハート
これで、材料は全部そろったね!
マルタ
ようやく、疲れが吹き飛んで、
エミルが私をもっと好きになっちゃう
伝説のチョコが作れるのよね♪
リアラ
それじゃあ、
街に戻って皆で作りましょう。
一同
お────っ!
 
── すべての材料を集めた一行、
いよいよ、伝説のチョコ作りに挑戦です!
果たして、
どんなチョコが出来るのか? ──

乙女の試練 前 Edit

リアラ
それじゃあ、チョコレート作り、
始めましょうか!
サラ
思いのほか、材料集め、
時間がかかっちゃいましたね。
でも私、女の子だけで冒険するのって
初めてだったから、凄く楽しかったです!
イアハート
戦闘もあったけど、皆で協力して
無事に切り抜けられたし。
マルタ
甘い!イアハート。
これまでの闘いなんて、ただのプロローグ。
本当に重要な"乙女の闘い"は、
これから始まるのよ!
イアハート
ふふっ!そうだね。
チョコ作りも、皆で協力して頑張ろう!
マルタ
うん!
──さて…とにもかくにも、
カカオをどうにかしないと。
リアラ
チョコレートって、カカオから作ると
どれぐらいかかるものなのかしら?
パスカル
──では、本で調べてみよう。ふむふむ。
まずカカオ豆を粉砕し、
油の様なものが出て来たら、
すり鉢に入れ細かくし、カカオバターにし…
 

── 中略 ──
パスカル
──という流れで、
最後熟成させる流れも入れますと
時間にして、2週間ほどで
程よいチョコレートができる、だってさ。
リアラ
2週間!結構かかるのね…
マルタ
むー。3日くらいかなぁとか思ってたけど、
ちょっと甘かったか…
イアハート
うーん…どうしよう?
ひとまず図鑑の通りに──
 
ぽこ! ぽこ! ぽこ!
サラ
──!この音は…!
パスカル
ふっふっふ~。まどろっこしい事は、
技術の力で解決しよう!
──料理の方ではあまり協力できないから、
こっちで頑張るよ~!
イアハート
何を作ってるの?
パスカル
カカオから、チョコレートの原型までの
工程を、ぱぱっと早回しで作れる装置。
──そこまでやっちゃえば、
後は、皆出来るんでしょ?
マルタ
すごい!パスカル、有難う!
パスカル
2~3時間くらいで作れると思うから、
ちょっと待っててね~!
 
── 制作から3時間後 ──
パスカル
出来たー!
"パパッとチョコツクール"完成ー!
イアハート
やったー!
材料をこの機械に入れれば
あっという間に出来上がるのね!
パスカル
それじゃあ、電源を入れるから、
材料を上から入れてって。
マルタ
オッケー!
パパッとチョコツクール
 
──ポチン
ボン、ボン、ボン…
ぷしゅ────っ!!!!
マルタ
それじゃあ、入れてくわよ。
──カカオに…蜂蜜に…牛乳…っと!
リアラ
チョコレートが出来たら、何にしようかな。
チョコタルト…チョコクッキーも良いかな…
パパッとチョコツクール
 
──ぽん、ぽん、ぽん!
シュー、シュー、シュー…
ゴリゴリゴリ…
ゴゴゴゴゴ…
ピー、ピー、ピー
パスカル
ん?あれ?おかしいな。
何かちょっと動作がおかしいような…
マルタ
ええっ?大丈夫なの?これ!?
パパッとチョコツクール
…め…と…
リアラ
え…?い…いま、機械から、
声が…したような?
パパッとチョコツクール
我がミルクを使う以上…
励めと…言ったはずだ…
人間どもよ!
イアハート
──!?き、機械から、あの牛の声!?
パスカル
おおっ!?何ごとだこれはーっ!?
パパッとチョコツクール
チヨコレイトを作る過程──
そこを己の力ではなく、機械に頼ろうとは…
そのような作り方、我は認めぬぞ!
我が"ミルク"を汚した罪、
その身であがなってもらう!
 
──ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!
サラ
ああっ、機械が暴走してる!?
パスカル
ミルクに含まれていた魔力を辿って
機械を乗っ取ったって事か。
──やっぱりあの牛くん、
只者じゃなかったね。
マルタ
おかしな存在ってのは出会った瞬間から
分かってた!
──それより、チョコどうなっちゃうの!?
パスカル
うーん…
とりあえず、緊急停止させよう!
──背中にボタンあるから、それを押して!
サラ
わかりました!行きます!

乙女の試練 後 Edit

パスカル
それっ!シュートっ!
パパッとチョコツクール
(──ピィィィィガーガーガーガーガー!)
パスカル
動きが止まった!今だよっ!
サラ
任せてくださいっ!
たぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!
 
──ポチッ!
パパッとチョコツクール
(しゅぅぅぅぅぅぅん…)
イアハート
お、収まったみたい…だね…
パスカル
突然の牛くんの乱入には驚いたけど、
皆が無事で良かったよ。
──あれ?マルタ?
マルタ
全然、無事じゃない…
イアハート
どこか、怪我したの!?
マルタ
違う…チョコが…
サラ
──!?
これは…チョコが…部屋中に…
リアラ
飛び散っちゃってる…
マルタ
そりゃあ…あんだけ暴れまわったら…
そうなるよね…
うう…せっかく、皆で頑張って
集めた材料だったのに…
エミルに渡す伝説のチョコが、
もう少しで出来る所だったのに…!
イアハート
…マルタ…
 
(──コンコン!)
リアラ
…?ノックの音?
こんな時に、誰か来たの?
 
(──キィィィィ…)
???
すいません。どなたか──
うわっ…
すごく、甘い匂いがする…
マルタ
…この声──!?
エミル
誰か居ますか…?
マルタ
エ、エミル!?
エミル
え?ええぇぇぇっ!?
マルタ!?って、皆さんも?
こんな所で何をしてたの?
サラ
わ、私達は、色々あって、
お菓子作りをしてたんです…
──あ、そう見えないのは、すいません。
当然だと思います。
エミル
え、えっと…
建物の中で戦っている音がするって
ギルドに通報があったから
それで様子をみてくるようにって
言われて駆けつけたんだけど
まさかマルタ達が居るなんて…。
それに──
マルタ
ううう…エミル。ごめんね。
ごめんね!
エミル
どうしてマルタは泣いてるの?
一体何があったの?
リアラ
話すと長くなるんだけど…
 
(フェードアウト・フェードイン)
エミル
そうだったんだ…
それで部屋中に、チョコレートが…
マルタ
ごめんね、エミル。
私、エミルに、
元気になってもらいたかったの。
疲れが癒える、"伝説のチョコ"だったの。
でも、逆に、
エミルの仕事増やしちゃったんだね。
…ごめん。ごめんね。
サラ
マルタさん…
マルタ
──こんな事でって、怒ってる?
エミル
…………
──怒ってなんかないよ。マルタ。
マルタ
──!?
エミル
僕の方こそマルタに心配させてごめん。
マルタがそこまで気に掛けてたなんて…
マルタ
う、うん…。
エミル
心配してくれるのは嬉しいけど、
女の子なんだから
あまり無茶なことしないで。
マルタのその気持ちだけで、
充分、元気になれるから。
ありがとう。マルタ。
マルタ
エミル…エミルゥゥゥゥっ!!!
 
(がばっ!)
パスカル
あっはっは~男だね~!
カッコいいぞ~エミル!
エミル
う、うわ!マ、マルタ、みんな見てるよ。
リアラ
よかったわね、マルタ。
喜んでもらえて。
マルタ
うふふ。
エミルは、やっぱり私の王子様だよ♪
サラ
ふふふ。予定とは違う形になりましたけど、
マルタさんも、エミルさんも
元気になって良かったです!
マルタ
えへへ…ありがとね。皆!
──そうだ!みんな。
せっかくだから、今度は材料を買ってきて、
改めてお菓子作りやらない?
サラ
──お菓子作り、ですか?
マルタ
そう、元々隣町で流行ってたのって、
大切な人に思いをこめて、
伝説のチョコを渡すって事だったでしょ?
イアハート
想いをこめて渡したお菓子は、
相手を元気にする、って事だよね!
マルタ
そういう事♪
──どうかな、みんな?
サラ
あははっ!私、作りたいです!お菓子!
リアラ
うん!わたしも!
パスカル
──みんなでしょ。
お姉ちゃんに、ポアソンと…
たっくさん作らないといけないな~♪
イアハート
うん!やろう!
…キミは…何が好きなんだろう…
リアラ
…どうしたのイアハート?
イアハート
え!?あ、ううん!?
何でもないよ!うん!
マルタ
決まりっ!そうと決まれば、
さっそく買い出しに行こう!
一同
お────っ!
 
──そんなわけで。
伝説のチョコは作れなかったけど…
その後、みんなそれぞれ、
チョコレートを作ったんだ。
みんなの、大事な人に、想いをこめて。
サラ
──っていう事があったんだ。
リッピ
それはそれは!
女性陣の皆様だけで、
大変な冒険をなさっていたのですね!
サラ
うん。最初は成り行きだったけど…
この冒険も、すっごく楽しかったよ!
リッピ
それは、とても良かったです!
──が…
あまり危険な場所に行かれる際は、
私達にも声をかけてください。
リンク様も、私も、
ハラハラしてしまいますので。
サラ
たはは…うん。ごめんね。
気を付けるよ!
それじゃあ…冒険の報告が済んだ所で──
じゃじゃーん!
はいこれ!
みんなで作ったチョコレートだよ!
リンクと、リッピの分!
リッピ
おお!これはこれは、
とっても美味しそうですね!
サラ
私、お菓子作りはあんまりした事ないから…
上手に出来たかは…
ちょっと自信ないんだけどね。
特に、リッピの作るお茶菓子とは、
なるべく比べないで欲しいなぁ…
リッピ
何をおっしゃいますやら、サラ様!
とても良く出来ておりますよ!
サラ
そ、そうかな?
リンクもそう思う?
──良かった!
二人が喜んでくれて、すっごく嬉しい!
リッピ
──時間も程よいですし、
おやつとして、みんなで頂きましょう。
私、お茶の準備をしてまいりますね!
少々お待ちくださいませ!
サラ
あ。ありがとう、リッピ!
…………
──リッピ、行っちゃったね。
あー。ドキドキする。
お茶に合う味になってると良いなぁ…
…………
サラ
──ねぇ、リンク
えっとね…
 
── みんなの、大事な人への贈り物 ──
サラ
あ、ごめん!ちょっと待って!
…ドキドキする。
あ。違うの。
これは味の話じゃなくて…ね。
 
file画像
サラ
──あ、あのね。
さっきのは、皆で作ったチョコなんだけど!
その後、もう一度一人で作ってみたら、
結構ね!上手に出来たみたいだったの!
これはほら、やっぱり!
いつも、色々と助けてもらってるし!
この間の森での事もあるし──!
リンクに──!
食べてもらいたいなぁって…
思ったりしまして…
 
── 私の、大事な人への贈り物 ──
サラ
…えへへ…
何か、変になっちゃった…
はい。チョコレート──
もう一個。受け取って。
 
── 君の笑顔と、
喜んでくれた言葉 ──
サラ
おいしい?
──よかった!すごく嬉しい!
サラ
いつも──ありがとう!
リンク
 
── 大切な、君への、想いをこめて ──
~fin~

おしまい

イベントシーンまとめ


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Last-modified: 2015-02-07 (土) 10:13:14
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