イベントシーンまとめ/~ナナフシギ 狂騒譚~

イベント詳細:~ナナフシギ 狂騒譚~

「学園祭にて」 前 Edit

 
(がやがや、がやがや)
女子生徒
オタオタ研究会の展示発表はこちらでーす!
是非みていってくださいー!
男子生徒
うちのクラスは絶品のマーボーカレー
出してます!
是非食べに来てくださいー!
サラ
うわぁ。凄い活気だね、
リンク
学園祭って、こういう感じなんだね。
リッピ
街のお祭りとはまた違った
風情がございますね。
皆様、お若いからでしょうか、
独特の活気を感じます!
サラ
──う~ん。正直、ちょっとだけ
見て回りたい気持ちもあるけど…
まずは、"潜入捜査"している
スタンさん達を探さないと!
スタン
こういうのは学校内と外を調べるんだよな!
俺とリオンが学校の中を調べる。
リンク達は、学校の外側を
探ってくれ。
一度それぞれで情報を調べて集合だ!
がんばろうな!
リッピ
という事で…ここ3週ほど
周囲の家々で聞き込みをしてみましたが…
あまり、良い情報は
得られませんでしたね…
サラ
スタンさん達もここまで
潜入捜査をしてくれていたわけだし!
みんなの情報を集めれば、
きっと、手がかりが出てくるはずだよ!
リッピ
そうですね!それではまずは、
スタン様達と合流いたしましょう。
リンク様!

「学園祭にて」 後 Edit

サラ
さてと…合流場所はここだよね。
みんな、もう来てるかな?
???
よう!待たせたな、
リンク
サラ、リッピ!
サラ
あ、スタンさん!
スタン
すごい人ごみだな。
無事合流できて良かったよ!
サラ
──って、スタンさん、
どうしたんですか?
そのたこ焼き?
スタン
ああ。うちのクラスの出し物なんだ。
さっきまで、手伝っててさ。
サラ
…は、はぁ…そうなんですね…
スタン
人と会うから外に出てくる──
って言ったら、
ついでに宣伝してきてくれ、ってさ。
キャッチフレーズは、
「たこのお刺身と
 お好み焼きのコラボレーション!」
そいつをさらに、
クラスのみんなで編み出した
"斬新な焼き方"で調理した
新しいたこ焼き──
その名もバーニングオクトパスだ。
面白い味がするぜ!よろしくな!
リッピ
…何だか激しいネーミングですね。
生徒A
あ!スタンさん!ちわっす!
──この間はすいませんでした、
木材運ぶの手伝ってもらっちゃって!
スタン
いやぁ、あんなのチョロいもんだって!
気にするなよ!
生徒A
今度、学食でマーボーカレーおごりますよ!
スタン
良いって良いって!
また何かあったら言ってくれよ!
生徒B
スタンさん!
この間は、不良に絡まれているところ、
助けてくれてありがとうございました!
スタン
おう!──でもお前、
もう少し鍛えた方がいいな!
今度一緒に素振りでもするか?
生徒B
うっす!是非お願いします!
──それじゃあ!
サラ
潜入して3週間で、
すごく周りに溶け込んでますね。
スタンさん。
スタン
最初は、色々調べようと思ってたんだけど
この「学園祭」?っていうので
みんなばたばたしてて──
何か、力仕事とか色々手伝っているうちに
仲良くなっちゃったんだよな。
はははっ。
???
──まったく…
お前は何をしに来たんだ。
サラ
あ。リオンさん!
リオン
…ふん。
リッピ
リオン様は…
馴染まれていないご様子ですね。
リオン
馴染んでたまるか。
こんな事に巻き込まれて、
いい迷惑だ。
──しかも、巻き込んだ本人は
調査をまったくせず、クラスとやらの
手伝いばかり。ふざけているのか?
スタン
そんな事無いって!
仲良くなったヤツから、
いろんな情報を聞けたんだ!
リオン
結局エリーゼから聞いていた
噂話と同じ内容ばかりで、
肝心な情報は何もなかっただろうが。
???
──そういうリオンだって、
全然情報集め出来てなかったくせに~
スタン
ああ。エリーゼ!ティポ!
エリーゼ
──こんにちは。
リッピ
皆様、揃いましたね!
しかし…リオン様も、
あまり調査が捗らなかったのですか?
リオン
秘密裏に調査をするのが
難しい状況だったんだ。
学園祭の準備で、
校内の至る所に人がいたからな。
ティポ
──それにリオンは、ずっーっと
見張られてたからねぇ。
スタン
何だって!?
お前、何でそんな物騒な事に
なってたんだ!?
リオン
…違う。お前が思っているような
事態じゃない。
エリーゼ
リオンは目立たないように──
周りの人と話さないようにしてた
みたいなんですけど…
逆に、ミステリアスなひと、
って話題になって…
みんなの興味を引いてしまったんです。
ティポ
今日はリオンがどうした、
昨日はリオンがこうしたって、
学校中で、話題にー!
ティポ
だから、どこに行っても
みんなから注目されて、
調査ができなかったんだよー。
スタン
何だ。人気者になってたんじゃないか。
良かったな!リオン!
リオン
良い話なわけがあるか!
──まったく…暇人どもめ
リッピ
リオン様は、違う形で学園に
溶け込んでしまっていたのですね。
エリーゼ
リオンは今、「学園の薔薇」って
あだ名が付いてるんですよ。
ちなみにスタンは「熱血番長」です。
スタン
──え。そうなのか!?
何か、強そうな名前がついてたんだな~。
リオン
誰が薔薇だ。実にくだらん。
サラ
ふふふっ。
エリーゼ
…あれ?どうかしました、サラ?
私の顔に、何かついてますか?
サラ
あ。ううん!そうじゃなくて。
──良かったなぁって。
エリーゼ、この間はすごく、
思い詰めていた風に見えたから、
心配だったんだ。
──元気、出たのかな?
エリーゼ
──はい。
この間よりは、ずっと!
みんながいるって思ったら、
だいぶ、気が楽になりました!
サラ
そっか、良かった!
──制服、かわいいね。
エリーゼ
ありがとう。サラ。
サラ
私もそういうの、
ちょっと着てみたかったなぁ。
リオン
──おい。雑談は後にしろ。
情報を持ち寄る、という話だったろう。
サラ
──あ。すいません!
リッピ
それでは、集めてきた情報の
整理を始めましょうか。

「始まる”フシギ”」 前 Edit

リッピ
それで、学校内のご様子は
いかがだったのでしょうか?
リオン
エリーゼの言っていた通り、
何か、おかしな様子は感じる。
ティポ
ふふーん!言ったとおりだろー
エリーゼ
でも、ナナフシギについては、
やっぱり曖昧な、
噂しか集まりませんでした…。
スタン
噂はどんどん広まってるんだ。
もう、この学校で、知らない人なんて
いないんじゃないかな。
エリーゼ
しかも、不思議な事に…
噂が浸透するほどに、
濃くなっているような気がするんです。
リッピ
濃くなる…とは?
スタン
ああ、わかる。
肌がざわつく感じって言うか…
何かが、いるような感じさ。
リッピ
不穏な予感は強まるばかり…
という事ですね…
スタン
──リンク達の方は
どうだったんだ?
サラ
私達も、これだ!っていう
情報はなくて…
リッピ
先日、学校の近くのおじいさんから
この学校の"ナナフシギ"についての
情報を伺う事が出来たのですが…
サラ
分かったのは、"ナナフシギ"の話は、
そのおじいさんが子どもの頃からある
噂だった、って事ぐらい、ですね。
ティポ
ありがちな話だよねー。
リッピ
聞いた話も、皆様ご存じの物と
一緒と思いますが…
改めて確認いたしますと、
例えば、"暴食の野獣"──
こちらは学校では、
どのようなお話でしょうか?
ティポ
ほとんど、名前の通りの話だったよー。
エリーゼ
ちょうど、新聞部が
今年の展示の題材にしていたみたいで、
記事があります。
えっと。そうですね。ふと気づくと、
お弁当や、学食の材料が、
消えてなくなっている、という物でした。
ティポ
開けた後も、何にも残ってないんだってー
スタン
うーん。それってつまり…
"暴食の野獣"って、
正体は分からないけどさ。
食べ物を狙う、"何か"なんだよな?
だとしたら、ここは一つ、
このバーニングオクトパスで
おびき寄せるって作戦はどうだ!?
リオン
そんなものは囮にならんだろう。
会場中に似たようなものがあるからな。
スタン
そんな事ないぞ!
バーニングオクトパスは
他のクラスの料理とは
ひと味もふた味も違うんだ!
最初に出来た時はあまりの凄さに
先生が悲鳴をあげたぐらいだぞ!
エリーゼ
スタンは一体何の話をしてるんですか…?
生徒の叫び声
うわぁぁぁぁぁぁっ!
サラ
──!?
生徒の叫び声
ナップルが!ナップルがぁぁぁぁっ!
サラ
──この声は…!?
エリーゼ
ナップル…食べ物…
──まさか…!
"暴食の野獣"…!?
スタン
露店の方だ!
行ってみよう!

「始まる”フシギ”」 後 Edit

エリーゼ
叫び声が聞こえたのは、
こっちの方──!
スタン
おい!どうした!?
何かあったのか!
生徒
スタンさん!
聞いてください!スタンさん!
俺達の、俺達のナップル飴が…!
ミュゼ
とってもおいしいわね、これ♪
もう一つ、頂けるかしら。
リッピ
──あ、あなたは…!?
生徒
俺達の作ったナップル飴を、
こんな美人がおいしそうに
食べてくれるなんて…!
俺達、ナップル飴屋にして、
本当に良かった!
興奮のあまり、叫んでしまいました!
生徒達
ナップル、サイコーーーッ!!!
サラ
そ、そういう叫び声だったんだ…
ミュゼ
ふふっ。
私も、おいしいナップル飴に
出会えて嬉しいわ。
エリーゼ
──ミュゼ!?
ミュゼ
…あら?エリーゼじゃない…!
それに、あなた達は──
リッピ
ミュ、ミュゼ様ではありませんか!?
大精霊たるミュゼ様が、
このようなところにどうして!?
ミュゼ
リンク達まで──
えっと、そうね、
どうしてここにいるか…
……
大精霊として、人間達の暮らしぶりを
学びにきたのよ。
今日は何か、お祭りをしていたようだし、
人々がどういった生活をしているのか、
体験することで、感じようと思って。
リッピ
おおお、なるほど…
そういえば、以前、ミラ様も同じように、
海にこられておりました。
なんと深いお考え…。
さすがでございます!ミュゼ様!
ミュゼ
うふふ。
ティポ
ただナップル飴につられて
遊びに来ただけな気がするけどー。
服まで変えて楽しんでるしー。
エリーゼ
ティポ、それは黙っておいてあげましょう。
ミュゼ
ところで、あなた達は何を?
ミュゼ
なるほどね。エリーゼが困っているのなら、
私も手伝うわ。
エリーゼはミラのお友達だもの。
エリーゼ
ありがとうございます、ミュゼ。
ティポ
でも、ミラがいないからさぼりそー
リッピ
ティ、ティポ様。
ミュゼ様になんという事を──!
スタン
──なぁ、ミュゼから見て、
この学校はどう思う?
大精霊の力なら、
何か感じるものがあったりしないかなって
ミュゼ
そうねぇ…何となく、
ざわざわした感じはあるけど…
危険な波長とか、
そういう物はあまり感じないわ。
スタン
そっかー。何か、手がかりがあればと
思ったんだけどなぁ。
ミュゼ
むしろ…
なぜか貴方が手に持っているものから、
言い知れぬ危険な波長を感じるのだけれど…
一体なんなのそれ?本当に食べ物?
スタン
さすがは大精霊…バーニングオクトパスの
凄さがわかるなんて…!
やっぱりあの焼き方は、
禁断の技だったんだよ、トム…
リッピ
スタン様のクラスの皆様は
力を合わせて
一体何を生み出されたのですか…
生徒
あ、あのう──
ミュゼ
あら?
あなた、ナップル飴を売っていた子ね。
生徒
はい!さっきはうちのお店で、
ナップル飴を買っていただいて
ありがとうございました。
ミュゼ
とっても美味しかったわ。
ありがとう。
生徒
きょ、恐縮です!
──ただ、あの、それなんですが…
実は、代金を頂いてなくて…
ティポ
ミュゼ、またただ食いしたのー?
ミュゼ
だって、おいしそうだったんですもの。
エリーゼ
仕方ないです…わたしが払っておきますね。
ティポ
後でちゃんと返してよねー、ミュゼ。
エリーゼ
──えっと、何個分でしょうか?
生徒
はい。67個です。
エリーゼ
そんなに!?
スタン
──やるな、ミュゼ…!
リオン
──競うな。馬鹿者。
ティポ
ミュゼはほんと精霊なのに
食いしんぼだよねぇ。
ミュゼ
あら?私、そんなに食べてないわよ?
せいぜい…20個くらいだわ。
生徒
…ええ?おかしいですね。
ナップル飴の無くなっている個数を考えると
数が、あわない…
サラ
──!?
…それって…
スタン
まさか…!
"暴食の野獣"…!
リオン
──"ナナフシギ"があの場で起こっていた
という事か…?
サラ
本当に…誰にも気づかれないうちに
食材が…消えた…
ミュゼ
──ナップル飴が、消えた…
もしかしてそれって…あの子かしら。
サラ
え!?あ、あの子って…?
どういう事ですか?
ミュゼ
たしか、あっちの方にいったかしら。
──付いて来て、みんな。
エリーゼ
──あ、ミュゼ!
…あっちは校舎の裏の方…
リッピ
皆様、ミュゼ様の後を追いましょう!

「謎を追いかけて」 前 Edit

サラ
校舎の裏側に来てみたけど…
ミュゼ
──ああ。いたわ。あの子。
ティポ
…?
いったいどこの子の事なのさ?
エリーゼ
誰もいないですよ、ミュゼ。
ミュゼ
あら。…見えないの?
あの子達、"そういう子"なのかしら?
リオン
──"そういう子"とは、どういう事だ。
ミュゼ
いい?ちゃんと集中して見てあげて。
彼らは、そこにいるわ。
いると信じて──見て。
強く、想って。
そうすれば姿が現われてくるわ。
サラ
…"信じて"…"見る"…
……
──!?
????
はぁはぁ…!やってやったぜ…
ナップル…食ってやったぞぅ…
30個だ…!
????
すげぇ!すげぇよ兄ちゃん!
俺も頑張るよ!
これは、すっごい噂になるよ!
リッピ
──あれは…!?
魔物…でしょうか?
ミュゼ
魔物じゃないわね…
精霊でもない──
霊的な存在なのは確かだけれど。
とても古い存在みたい。
さっき、私から少し離れた所で
ナップル飴を食べていたの。
あなた達には見えていなかったのね。
──長い年月を過ごした霊体は、
その地のマナを取り込んで、
独自の特徴を持つ
変質した存在になる事があるのよ。
見えなかったのは、
あの子達の持つ特徴が──
????
──は!?お、お前たちっ!?
サラ
あ!み、見つかっちゃった!
????
おおお!つ、遂に俺達もここまで来たかっ!
????
やったね!兄ちゃん!
──もう少しだね、もう少しだね!
エリーゼ
──ここまで?もう少し?
スタン
話がよく分からないけど…
──学校で色々とおかしな事を
起こしていたのは、
お前たちなのか?
????
そうだぞ!
エリーゼ
お弁当や学食の食材…
さっきのナップル飴を盗んだのは…?
ナナフシギ
そうだぞ!ナップルは特に大好物!
"暴食の野獣"の本領発揮だぜ!
夜中になると銅像が光るのは俺さ!
ナナフシギ
誰もいない教室から、
音楽が聞こえてくるのは俺だ!
サラ
という事は…あなた達が、
ナナフシギの正体なの?
ナナフシギ達
その通りだぜ!
リオン
一体何のためにお前らが
そんな事をしているか
知らんが…もうやめろ。
お前たちの奇怪な行動で
生徒たちが不安になっている。
ナナフシギ達
それは俺たちの目的なのだ。
至極当然の道理だろう。
スタン
じゃあ、みんなを困らせるために
色んな事件を起こしていたのか!
よくないぞ!そういうの!
ナナフシギ
みんなを"不安"にさせる為には、
多少の犠牲はやむを得ないのだ!
ここまで来たとは言っても、
俺達の積年の思いは
まだ遂げられていない!
遂げるその日まで、
ひたすら全力で"ナナフシギ"に
勤しむのみなのだ!
ティポ
何だよー!迷惑なやつらだなー!
やめないと怒るぞー!
ナナフシギ
お前、俺達の邪魔をするのか!
そういうわけにはいかんのだ!
邪魔をするというなら、
──やるしかあるまい!
ミュゼ
あらあら。随分と好戦的な子たちなのね。
そういうことなら──
大人しくさせちゃいましょうか♪
リッピ
ミュ、ミュゼ様!過激でございます!
ナナフシギ
ふふふ!中々強気だな!
だが、俺達の本気を見ても、
そのような態度でいられるかな?
──"ナナフシギ”No.7
「暴食の野獣」参上!
俺がいっちょこの牙を剥けば…!
ぱくぱくぱくぱくぱく
スタン
こ、これは──!
もの凄い勢いで食べ物が消えていく!
凄い!
リオン
……
輝く銅像
No.7「輝く銅像」推参!
先代の学園長の銅像!
こいつが俺の仕事場さ!
──俺がこいつにライドオンすれば…!
きらきらきらきら!
スタン
おお!銅像がとってもキラキラしている!
キレイだなー。
リッピ
……
さまよえる音楽家
No.5”さまよえる音楽家"見参!
この手にもった最高の相棒が、
ハートのビートを焼き尽くす
──俺がこいつをいっちょ奏でれば!
しゃかしゃかしゃかしゃか!
しゃかしゃかしゃかしゃか!
スタン
おお!凄い激しいリズムだ!
心が躍るぜー!
サラ
(マラカスって
奏でるっていうのかな…?)
ナナフシギ達
ぱくっ──!
きらっ──!
しゃか──!
「「「さぁ、勝負だ!!」」」
サラ
…な、何の勝負?
ナナフシギ達
ぱくっ──!
きらっ──!
しゃか──!
「「「──ゆくぞぉぉぉっ!」」」
サラ
わわっ!?襲ってきたっ!?

「謎を追いかけて」 後 Edit

暴食の野獣
ぐあぁぁぁぁぁ!
輝く銅像
No.7!だ、大丈夫か!
さまよえる音楽家
くそおおおお!
俺達のトライアングルフォーメーションを
突破するとは…!
リオン
何がトライアングルフォーメーションだ。
僕達の周りをぐるぐる回りながら
食べて光ってマラカスを
振っていただけだろうが。
暴食の野獣
俺達自慢の精神攻撃だぞっ!?
輝く銅像
色々不安にならなかったか!?
さまよえる音楽家
何かいやな気持ちになっただろう!?
エリーゼ
…異様な状況だとは思いましたけど
それだけ…、でした…
暴食の野獣
ぬうう!不安や不快感を与えるだけでは
この戦に勝利する事はできないのか…
スタン
いや、俺は危ない所だったよ。
危うくバーニングオクトパスを床に
落としちゃう所だった。
これ、床に落とすとヤバいんだよ。
前に一個、ポロっとやっちゃったんだけど、
ラッツの奴が教室から廊下の端まで
吹っ飛んで──
リオン
いい加減、その謎のたこ焼きについて
語るのをやめろ。
ティポ
なんかだんだん興味出てきたー!
暴食の野獣
精神へのダメージは、
肉体へのダメージに劣る…
輝く銅像
…俺達だけの力では、
こいつらに止められてしまう…
さまよえる音楽家
ここは、校庭にいる肉体派の
No.4に相手をしてもらおう!
ナナフシギ達
そうしよう!そうしよう!
ティポ
あ!逃げたよー!
早く追いかけよー!
ミュゼ
校庭がどう、とか言ってたわね。
そっちに向かいましょうか。
スタン
ああ──
でも、どうしてあいつら学校の中で
生徒達にいたずらするんだろう?
リッピ
不安を与えたい、
みたいな事を言っておりましたが…
…それだけが狙いなら、
その気になれば、
もっと悪い事も出来たように思います。
スタン
うーん…何か、あるのかな…?
リオン
あんな奴らの考えを
理解しようとするだけ無駄だ。
──とっとと追うぞ。
サラ
あ。リオンさん!
──とりあえず、私達も行こう!

「校庭の大乱闘」 前 Edit

エリーゼ
校庭に来てみましたけど…
ミュゼ
あの子達はどこかしらね?
リッピ
──!?
──この感覚…!
この校庭一帯を結界空間に
されております…!
????
くっくっく。お前たちはもう、
俺の"陣"の内側にいるのだよ…
辺りを見てみるがいい。
リッピ
これは──!巨大な白い魔法陣が
校庭を囲むように──!?
スタン
──お前も"ナナフシギ"なのか!?
白陣の芸術家
その通り!
No.4「白陣の芸術家」登場!
校庭に謎の不気味な紋様が現われる時!
それは全てこの俺の魔具による物なのだ!
 
(白線引きの絵)
ぐおんぐおん
サラ
……
えっと…あの子が乗っている物は…
リッピ
あれは、石灰を地に敷き、
線を描く器具でございますね。
白陣の芸術家
魔法陣を効率よく生み出す魔具だ。
乗りこなす事でスピーディに陣が描ける。
リッピ
そんな使い方をされるとは…。
白陣の芸術家
ふふ。
この校庭は俺の魔法陣により、
異空間と化した。
暴食の野獣
さすがNo.4だ!
輝く銅像
元々は下校際の生徒を閉じこめ、
怯えさせた上に門限を破らせるという…
"不安"能力!
さまよえる音楽家
それが戦いの中でもこれほど有効とは…
やっぱりNo.4は違うな!
リッピ
中々強力な術なのに、
これまでの使用法が微妙でございます…
白陣の芸術家
くっくっく。
出る事も入る事も出来んぞ。
時がくるまで、お前達はこの中で
俺達と遊んでいてもらおう。
エリーゼ
どうしてこんな事をするんですか!
白陣の芸術家
不安を満たす…我らの目的の為…
──その意味を話したところで、
お前達は結局、俺達の邪魔をするだろう。
ならば、話したところで意味など無い。
リオン
他の連中と同じような事を…
話すつもりはない、という事だな。
なら、斬り捨ててとっとと終わらせる。
白陣の芸術家
そうたやすくやれると思うなよ。
俺と──No.3はな。
スタン
もう一人いるのか!?
亡霊の奏者
ふっふっふ。
"ナナフシギ"No.3、
「亡霊の奏者」がお出ましだ!
俺の能力を見せてやろう!
さぁ来い!俺の人形たちよぉぉぉっ!
生徒の集団
…う…うあ…ううううう…
サラ
え!?この学校の生徒達…?
エリーゼ
あ、あの人達は…!?
サラ
知ってる人達なの?エリーゼ?
エリーゼ
は、はい…。
一人で調べてた時に、見覚えが…
ティポ
みんな、立ち眩みを起こして、
倒れた事のある人達、だよー!
亡霊の奏者
ふっふっふ。その通り。
めまいは事前に精神抵抗を弱らせ、
術にかかりやすくする為の準備!
この学園祭こそが、
今こそ、覚醒の時!
さぁ!目覚めよ若者共よ!
生徒達
うおぉぉぉぉぉぉっ!
リッピ
こ、これは!生徒さん達が!?
サラ
目、目つきが変わって──
まさか、魔獣化とか…!?
生徒A
うおりゃあああああぁ!
生徒B
ぶっとばすぞゴラアァァァ!!
生徒C
なんじゃオラァァァァァァツ!
リッピ
…た、単純に、
荒っぽい生徒になりました!
亡霊の奏者
そうだ!
通常は社会や学校に敵意を増幅させ
生徒を荒っぽい子にする能力なのだ!
リッピ
何ゆえそのようなっ!?
亡霊の奏者
男子生徒の気性を突然荒くし、
学校の治安を悪くする事で
生徒達に不安を与える。
なぜあの子が突然あんな風に!
昔はあんな子じゃなかったのに!
という類の不安だ。
リッピ
──どうしてそんな微妙な不安を
与えようとするのですか!?
亡霊の奏者
俺達にも、難しいさじ加減があるのだ!
人がいなくなるようなレベルでは困る。
でもみんなに不安になってほしい──!
リッピ
うーむ。
いまいち話がかみ合わないですね…
亡霊の奏者
通常は敵意の方向を学校に向け、
夜の校舎の窓ガラスを割らせたりする能力!
だが、その敵意を貴様らに向ければ…
生徒達
うおおおおおおっ!
なんぼのもんじゃあああっ!!
サラ
せ、生徒さん達が襲ってきます!
ミュゼ
あらあら。
──結界のせいで、撒くのも難しそうね。
スタン
くっ!ど、どうする!?
リオン
この状況なら、
術者を倒して収めるのが一番早い。
リッピ
──は、はいっ!
なるべく生徒さんを相手にせず、
"ナナフシギ"を狙いましょう!
リンク様!

「校庭の大乱闘」 後 Edit

エリーゼ
行きます!ミリオンヴァイト!
亡霊の奏者
ぐぉぉぉぉぉぉ!!!?
エリーゼ
"奏者"さんは止めました!
リオン
そのままもう一体だ!
――やれ!スタン!
スタン
うおおおおっ!
熱破旋風陣っ!
白陣の芸術家
ぬあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!?
ティポ
結界が消えたみたいだよー!
暴食の野獣
あああっ!!なんと!
肉体派のNo.3達までがやられるとは!
輝く銅像
これはまずい!No.1とNo.2に
この危機を伝えなくては!
さまよえる音楽家
あの二人の大魔術さえ…
──あれさえ、発動すれば、
俺達の勝利なのだ!
サラ
だ、大魔術…!?
──それって…
リオン
おい。
話しかけずにそのままにしておけ。
どうやらあいつら自ら
残りの"ナナフシギ"の元に
案内してくれるようだ。
ティポ
なるほどー!リオンは策士だねー!
リッピ
…おや…!?
生徒達
…う…ぐおおおおお………!
リッピ
──と、皆様、少々お待ちください!
…操られていた生徒さん達の様子が…
おかしいです…!
サラ
…あれ?あの目つき…
術が…解けていない…!?
生徒達
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!
リッピ
こ、これは!読み違えました!
むしろ術者を失って
暴走してしまったのでしょうか!?
スタン
い、一体どうなっちゃうんだ!?
 
…………
生徒A
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!
おりゃあ!この学校の最強は俺だぁ!
生徒B
俺だ!
生徒C
いや!俺だ!
生徒D
俺だって言ってんだろうが!
やんのかこらぁ!
生徒E
上等だこらぁぁ!!
リッピ
こ、これは一体…!
暴食の野獣
おお!どうやら、荒っぽくなった連中が
力への衝動を周囲に
まき散らし始めたようだ!
輝く銅像
俺の方が強ぇ!と示す為に、
喧嘩を売りまくっているのか。
さまよえる音楽家
意識を失ってなお、不安を残すとは、
さすが"ナナフシギ"のNo.3!
これはこれで、足止めには好都合!
ナナフシギ達
さぁ、No1の元に急ぐぞぅ!!
スタン
あ!待てっ!
って──!?
生徒達
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!
 
(ドカッ!! バキッ!!)
スタン
お、おいおい!どうする!?
生徒達同士で乱闘が始まっちゃったぞ!
リッピ
術の系統から察するに、
さすがに意識を失えば
解除されると思いますが…
リオン
ならば、放っておけばいい。
互いに乱闘しているうちに
気絶していくだろう。
スタン
そ、そういうもんなのか…?
リオン
なるべく相手にしないようにしながら、
去った"ナナフシギ"を追うぞ。
サラ
う、うーん…
だ、大丈夫かな生徒の皆さん…
エリーゼ
かなり激しい闘いになってます…
生徒B
うぉぉぉぉぉりゃぁぁぁぁぁっ!
天空崩落チョップじゃあああ!
生徒C
何のぉぉぉぉっ!
青春純情キックだあああああっ!
 
(ドカッ!! バキッ!!)
スタン
……
エリーゼ
…スタン?
スタン
ごめん!俺、やっぱり放っておけないよ!
リオン
おい、スタン!お前何を──
スタン
すぅぅぅ……──
みんな聞けぇええええ!
俺こそが「番長」だあああああああっ!
リッピ
ス、スタンさま!?
スタン
みんなが俺を「熱血番長」って呼んでるのは
知ってるだろ?…なら、俺を倒した
ヤツこそが、最強の番長だああ!!
生徒C
──何だとおおっ!
……お前が番長なのかぁぁぁぁぁっ!
生徒D
番長をやれば最強の証!
やってやるぞおりゃあぁぁぁぁぁっ!!
 
(ドドドドドドドドドド!!!!)
リオン
何をしているんだお前は!
放っておけと言っただろう!
スタン
あんな無茶苦茶な乱闘をしてたら、
みんな、どんな怪我するか
分かったもんじゃないだろ!
だったらこっちを狙わせて──
俺が当て身でうまく気絶させる!
その方が、ケガは少ないはずだ。
──皆は先に行ってくれ!
すぐに追いつく!
サラ
あっ!スタンさん!
エリーゼ
いくらなんでも、
一人じゃ数が多すぎます…!
ティポ
でも、"ナナフシギ"の言っていた
大魔術も気になるよー!
急がないとー!
リオン
まったく…あの馬鹿は…!
後先を考えずに…
エリーゼ
リオン?
ミュゼ
──ふふっ。行っていいわよ、リオン。
リオン
なっ…!
ミュゼ
"ナナフシギ"の子達は、
私達に任せなさい。
リオン
…ふん、僕の心でも読んだつもりか?
勘違いするな。あんな奴でも一応
カロンの兵だからな。
ケガでもされれば、国の駒が減る。
ミュゼ
うふふ。仲良しさんね。
ティポ
ユージョー、だねー!
エリーゼ
わたし、微笑ましい気持ちになりました!
 
(場面変更)
スタン
──はぁっ!
生徒A
ぐ!?…ぉぉぉぉ……
スタン
はぁ…はぁ…くそっ…
怪我させないように闘うのは
思ったよりきついな
生徒B
おおりゃぁぁぁぁぁっ!
スタン
ぐあっ!?──まずいっ!!
生徒B
ぐうっ!?
スタン
──!?
リオン
ふん、相手にもならんな。
くるならまとめて来い。
スタン
リオン!
リオン
怪我を負わせずにこの人数を
お前一人で相手できるとでも思ったのか?
この身の程知らずめ。
スタン
──ありがとな。
でも、リオンは大丈夫なのか!?
剣を使うわけには行かないし。
リオン
言われなくとも分かっている。
こんな奴ら、剣を使う価値もない。
さっさと片付けるぞ。
スタン
そっか。頼りにしてるよ。
リオン
…僕は右から行く。
スタン
じゃあ、俺は左からだな!行くぞっ!
生徒達
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!

「”ナナフシギ”の想い」 前 Edit

ティポ
あいつらが入っていったのは
この教室だねー!
サラ
No.1の元へ!って言ってたけど…
リーダーって事かな…
ティポ
親玉をとっちめて、
平和な学園生活をとりもどすぞー!
サラ
うーん…どうもあの子達、
そんなに悪い子達に見えないんだよね…
エリーゼ
一体あの子達は何がしたいんでしょうか…
不安を、不安をって、
ずっと言ってますけど…
ティポ
迷惑な事ばっかりしてるのは確かだねー。
ミュゼ
何か理由はあるんでしょうね。
──でも、行おうとしている事は
人間に危害を加えるものなのだから、
それは、やめさせましょう。
その上で、事情を聞いてあげたら
良いんじゃないかしら?
サラ
そうですね…!そうします!ミュゼ様!
ミュゼ
それじゃあ、行きましょう!
 
(ガラッ――)
ティポ
どこだー親玉めー!
出てこーいー!
サラ
──!?教室が暗く!?
まだ昼間なのに…!
 
(ガラッ──ピシャンッ)
エリーゼ
──!?
扉が閉まった…
リッピ
むむ…開きません…!
ミュゼ
"ナナフシギ"さんね。
破滅の教室
くっくっく。
いかなる教室であろうと
暗い教室に閉じ込め、不安を与える能力
"破滅の教室"…顕現!
リッピ
ここにきて…存外、シンプルなタイプの
不安が出てきましたね…
ティポ
今までのと比べると、地味だねー。
破滅の教室
何とでも言え。
普通が一番わかりやすく不安を煽れるのだ。
リッピ
逆にまともな事を言われました!
暴食の魔獣
さすがだ!No.2!
俺達の中でも一味違うぜ!
ナナフシギ?
そしてこの力に──
俺の能力が加わる事で、
最大のインパクトが完成するのだ
輝く銅像
頼むぜ!No.1!
リッピ
あなたが、"ナナフシギ"の
リーダーなのですか!
悪魔の揺りかご
いかにも…!
ナナフシギNo.1!
"悪魔の揺りかご"出陣!
他の"ナナフシギ"達の邪魔を
散々してくれたようだが…
それもここで終わりだ!
暴食の野獣
よし!ここまで来たら
俺達に出来ることは一つしかない!
輝く銅像
応援だっ!いくぞ!
ナナフシギ達
ふれーふれー!はっめっつ!
それ!
(しゃか!)
ふれーふれー!あっくっま!
せいや!
(しゃか!)
サラ
うーん…やっぱり…
本当に悪い子たちには思えない…
悪魔の揺りかご
──ありがとうみんな!
気合いも入った所で、行くぞ!No.2!
破滅の教室
おお!
悪魔の揺りかご
俺達の力はこの校舎全体を揺るがす大魔術!
"ナナフシギ"No.1とNo.2の
合体秘奥義をとくと味わえぇぇぇ!
エリーゼ
こ、これは!?
 
ぶおんっ!!
リッピ
つ、机とイスが飛び交っております!
ミュゼ
──念動力みたいなもののようね。
悪魔の揺りかご
教室の中のありとあらゆる物を
自由自在に操れる能力…
これこそが"悪魔のゆりかご"!
閉じ込めた教室の中で、
動き回る物体!
これぞ、恐怖、不安の原点である!
 
ぶおんっ!
ぶおんっ
サラ
危ないっ!
──こ、こんな現象が
校内全体で起きてるの!?
遠くから聞こえる悲鳴
うわぁぁぁぁぁぁっ!
なんだこれはぁっ!
教室中のイスが空中を飛び回っているぞ!?
ぬおおおおっ!?
教室中の机が転がりまくっている!?
一体何が起きてるんだ!?
きゃああぁぁぁぁっ!?
人体模型が突然ほふく前進し始めたわ!
怖い!助けてぇっ!
リッピ
が、学校中が大混乱の模様です!
悪魔の揺りかご
これぞ!"ナナフシギ"の真骨頂!
人間達よ!混乱と不安の中で、
俺達の名を語り継ぐのだぁっ!!
エリーゼ
このままだと、学園祭が
本当にめちゃくちゃになっちゃいます!
サラ
とにかく、あの術を止めよう!
──そして、何でこんな事をしているのか、
はっきりさせよう!リンク

「”ナナフシギ”の想い」 後 Edit

破滅の教室
ぐ、ぐぉぉぉ…
ナナフシギ達
ああっ!破滅と悪魔がっ!!!
悪魔の揺りかご
く、くそ…俺達の…
野望が…
うおぉぉぉぉぉ…
 
(ゴトッ――!)
サラ
机とイスが止まった…!
エリーゼ
教室の扉も、開くようになりました!
サラ
これで、他の教室に閉じこめられた人達も、
出てこられるようになったって事だね。
スタン
みんな!無事か!?
リッピ
スタン様!リオン様!
──お二人の方もご無事で!
スタン
ああ。何とかみんなを
止める事ができたよ。
助けに来てくれたリオンと──
バーニングオクトパスのおかげでね!
リオン
──あんな光景…
二度と思い出したくない…
サラ
い、一体…
バーニングオクトパスが何をしたの…
リッピ
うーむ…
もはやスマホに匹敵する
万能の魔具でございますね…
ミュゼ
これで"ナナフシギ"、全部──
その子達の目的…学校中に不安を与える、
っていう事は回避できたのね。
サラ
…そう、ですね。ただ──
えっと…この雰囲気は…
暴食の野獣
うえぇぇぇぇぇん!
輝く銅像
また、また暗黒時代の到来だぁぁっ!!!
さまよえる音楽家
うおーん、うおーん!
サラ
すっごく私達、
彼らに悪いことをしてしまったような
雰囲気に…
エリーゼ
学校の安全の為──
だったわけですけれど…
…結局、どうしてこの子達は、
悪さをしようとしていたんでしょうか。
ミュゼ
そうね。
──それをちゃんと聞いてみましょう。
 
(間)
ミュゼ
大分落ち着いたかしら、
それじゃあ、話をしましょう?
破滅の教室
えぐっえぐっ…
話した所で…
ミュゼ
そんな事言わないで。
──理由を聴かせてくれる?
ティポ
何かミュゼが珍しく、
大人みたいな対応してるよー
ナナフシギ達
…俺達は…古くからずっと
この場所に住んでいる霊体なんだ…
この地のマナが俺達を生んだ…
俺達はこの地を
離れることは出来ない存在。
俺達と人間の関係は、
共存の関係だった。
俺達のエネルギーは、
人々の信仰──
人々が、俺達がいると信じる事で、
俺達は存在できる力を持つんだ。
リッピ
なるほど!
あなた達は土地神の類だったのですね。
サラ
"いると信じる事で、見えるようになる"
っていうのは、そういう事だったんだ。
ナナフシギ達
長い長い時間を、この地で過ごした、
ある日──
 
(学校の風景)
ナナフシギ達
この場所に建物が出来て、
人が集まってきた…
それは学校という物だった。
俺達は突然の出来事に
戸惑いながらも、
この場所で存在するしかなかった。
──すると、生徒達の傍にいるうちに、
一部の霊体が見える才能を持った生徒が、
噂にし始めたんだ。
この学校には、"フシギ"な者が
存在している気がする…って。
俺達は新しい生き方を
見つけられた気がしたんだ。
俺達は、学校でちょっとした
"フシギ"を起こし、
学校の噂になる事にした。
生徒達は学校生活が少し楽しくなり、
俺達は噂になる事で、
エネルギーを得る。
信仰の形でなくとも
誰かが"いる"って思ってくれれば、
俺達は存在する事が出来たから
"ナナフシギ"なんて呼ばれ方も
悪くないかなって思い始めていた。
だが…ある日…
──その時の学園長が…
俺達に封印術をかけたんだ…
サラ
──!?一体…どうして…?
ナナフシギ達
霊体が見えるような才を持った人は少ない。
見えない者にとっては、
俺達は怪しげな現象にしか感じられない…
そんな噂が広まっては、
誰もこの学校に入学を希望しなくなる…
学校の悪評になる事を気にした学園長は、
魔術師を雇い、俺達に封印術を施し──
表に出てこられないようにしたんだ…
そうして、生徒達が代替わりして、
どんどん俺達の事を忘れていき…
 
(暗闇)
ナナフシギ達
長い年月を、
暗い封印の中で過ごした…
だが、チャンスが訪れたんだ。
学園祭の為に、
学校の歴史を調べる生徒が出てきたんだ。
彼らは"ナナフシギ"にたどりつき…
ほんの少しでも俺達の存在を知ってくれた。
エリーゼ
それって!──新聞部の記事ですね。
ナナフシギ達
ようやく、俺達はほんの少し、
力を取り戻す事が出来た。
もう一度、俺達がここから表に出るには、
このチャンスを生かすしかない──!
 
(学校の風景)
ナナフシギ達
俺達は、小さな力で少しずつ…
ナナフシギを繰り返し…
生徒達の噂に上る事で、
存在感を強めていった。
特に強く噂にのぼり、
印象深くなるように"不安"の力を
頼る事にしたんだ。
不安、怖い事は心に強く刺さり、
長いエネルギーとなる…
どうせ一度、お化けに追い落とされた身…
このまま封印され、
俺達の事を誰も知らなくなって
消えてしまうぐらいなら…と──
たくさんの人々が集まる学園祭
ここで"大きな噂"になる事ができれば、
完全に周囲に俺達を認識させ──
もう一度、この世界に還る事が
出来る…!!
今が最後のチャンスかもしれない
そう思い…
今日まで準備を進めてきたのだ…
サラ
そういう事…だったんだね…
ナナフシギ達
この闘いは、
俺達の封印を解き、自由を得る為の…
闘いだったのだ…
サラ
元々住んでいたのは…
あなた達だったのに…
リッピ
土地に縛られて生きざるを得ない
霊体である以上…もう少し、
学校の皆様と"ナナフシギ"の皆様は、
互いを理解する機会が必要でしたね…
ナナフシギ達
──良いんだ…もう…
俺達は…時代に合わない
存在なのだろう…
サラ
ナナフシギさん…
ナナフシギ達
このまま、消える事にするよ…
自分たちの事だけを考え…
生徒達に不安を与えた事への
罰も、受けなくてはならない…
サラ
……
…みんな…あの…私…
リッピ
サラ様…
お気持ち、お察しいたします。
サラ
──うん。そう、なんだ。
こういう話を聴いちゃった以上、
放っておくって出来ないよね。
スタン
俺も──そう思ってた…
皆に迷惑かけるような事をしたのは
まぁ、あれだけどさ…
何とか、こいつら助けてやれないかな…!
サラ
でも…一体どうしたら良いんだろう…
エリーゼ
あの…もしかしたら…
良い方法があるかもしれないです。
サラ
エリーゼ!本当!?
エリーゼ
えっと…こういう方法なら、
どうかなって思うんですけど…
 
――学園祭2日目――
生徒B
なぁなぁ。お前、見たか?
──新聞部の"ナナフシギ"の展示。
昨日、急に内容が
変わったらしいんだけど──
生徒A
ああ。見た見た。あれ、凄いよな。
でも、あれって、
本当はああいう話だったんだな。
生徒B
俺も思ったよ。
俺、ずっと怖い話だと思ってたんだけど、
実は違ったんだな。
生徒A
辛い時に元気な音が聞こえてくる
"春色の音楽家"とか…
生徒B
帰りが遅くなったときに
道を照らしてくれる
"輝きの道"とか
生徒A
学園生活を助けてくれる、7つの奇跡──
──"ナナデンセツ"──
 
(場面転換)
エリーゼ
こうして、良い噂にして広まっていけば…
噂によって力を取り戻していくし、
生徒の皆にも悪い事は起きません!
ティポ
すごい!エリーゼ!完璧な作戦だよー!
ミュゼ
あなた達、良かったわね。
白神の芸術家
――まさか、こんな形で
目的が達せられ…
勇気の番長
生きる為にと重ねた悪事の
罪ほろぼしまでできて…
美食の聖獣
日の光を再び浴びる事が
出来るようになるなど…!
光溢れる教室
ありがとうございます!
聖なる揺りかご
これからは、俺達"ナナフシギ"改め、
ナナデンセツ!
伝説に恥じぬよう、
学校の良い噂になるよう、頑張ります!
サラ
うん!頑張ってね!
スタン
めでたしめでたし、だな!
リオン
これでこの事件は終わりだな…
ようやくカロンに戻れる…
スタン
ああ。でもさ、ちょっとだけ
名残おしい気もするよな。
──この服もようやく馴染んできた
ような気もしてたし。
学校、ちょっと楽しかったし。
──リオンもそうだったんじゃないか?
リオン
…ふざけた事を言うな。
こんなバカバカしい生活、二度とごめんだ。
…まあ…悪くはなかったがな。
エリーゼ
あの、みんなありがとうございました。
これ…お礼です。
 
(ナップル飴の絵)
(パレンジ飴の絵)
ミュゼ
まぁ!おいしそうな
ナップルとパレンジの飴ね!
エリーゼ
うちのクラスの展示もこれだったんです。
ハーブを使った、
スペシャルな飴なんですよ。
ティポ
食べると、すっごく力がわいてくるよー!
サラ
ありがとう!エリーゼ!
旅の途中で大切に食べるね!
スタン
お礼か…そうだよな。
リンク達にもお礼しないと。
今回の事件を解決してくれたんだもんな!
俺からもお礼だ!
バーニングオクトパスも
貰ってくれよ!
サラ
──え!?
スタン
遠慮するなよ!
今から大急ぎで作ってくるから、
ちょっと待っててくれよな!
リオン
──!?おい!待てスタン!
貴様、あんな危険物を
これ以上量産するつもりか!
──やめろ!
リッピ
リオン様、本気で焦って
追っていってしまいましたね…
サラ
──ほ、本当に一体何だったんだろうね…
あのたこ焼き…
 
学校の"ナナフシギ"は
七つの良き"ナナデンセツ"となった…
しかし新たに生まれた、もう一つの"フシギ"
"絶対なるバーニングオクトパス"の
正体を知るものは、数少ない…
~fin~

おしまい

イベントシーンまとめ


トップ 最終更新のRSS
Last-modified: 2014-11-09 (日) 11:52:47
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