イベント詳細:[[ミュウと幸運の本]]
#contents
*止まらない不運 前 [#oead0a35]
|~ |
|CENTER:──とある街道にて…|
|CENTER:ルークの見聞を広める旅の中での&br;出来事のひとつ…|
|~ルーク|
|あっと…くそ、&br;また"アップルグミ"落としちまった。|
|~ティア|
|ルーク!&br;これで10個目よ。&br;だから食べ歩きは止めなさいと&br;何度言ったらわかるの?|
|~ルーク|
|数えてたのかよ…&br;相変わらず陰険なやつ…|
|~ティア|
|何か言った?|
|~ルーク|
|な、なんでもねえよ…|
|~ミュウ|
|ご主人様は腹ペコなんですの!&br;だからグミ食べたくなるのも&br;しかたないですの!|
|~ティア|
|確かに…今日のお昼は&br;ルークだけ食べ損ねたものね…|
|~ルーク|
|そうだぜ!!!&br;あの店のオヤジ!&br;丁度目の前の客でこのメニューは&br;終わっちまったとかいいやがって!!|
|~ティア|
|別の料理を注文したけど、&br;乱闘に巻き込まれて…&br;結局うやむやになってしまったわね。|
|~ミュウ|
|みゅうぅぅぅぅ…&br;ご主人様、かわいそうですの…|
|~ルーク|
|しかも乱闘の時にハンカチ破れるしよ。&br;すっげーむかつく!|
|~ティア|
|ルーク、そのハンカチどうするの?|
|~ルーク|
|持っててもしかたねーし、&br;次の街に着いたら売っぱらう。&br;こんなんでもちっとは金にもなるだろ。|
|~ティア|
|ルーク…&br;あなたに経済概念があったなんて&br;驚きだわ。人は成長するものなのね。|
|~ミュウ|
|いらない物はお金になるんですの?|
|~ティア|
|そうよ、物によりけりだけど。|
|~ルーク|
|んなことより、グミが泥だらけ&br;になっちまったじゃねーか。&br;どーすんだよ、今ので最後なのに!|
|~ティア|
|ルーク、落とした物は食べられないわ。&br;残念だけど捨てるしかないわね。|
|~ルーク|
|わかってるっつーの!&br;さすがにこれじゃもう食えねー…|
|~ミュウ|
|ご主人様!&br;泥を吹き飛ばすですの!|
|~ルーク|
|あぁ!?吹き飛ばしたって&br;こんな風になっちまったもんを&br;食う訳ねーだろ!!|
|~ミュウ|
|みゅうぅぅぅぅぅ…|
|~ティア|
|…まあ落としたままにしなかっただけ、&br;ちょっとは成長したってことかしら。|

*止まらない不運 後 [#i5ee811e]
|~ルーク|
|うわあぁぁぁ!!!|
|~ティア|
|ルーク!!!!|
|~ミュウ|
|ご主人様!?|
|~ルーク|
|いってー…|
|くそー!&br;なんでこんなところに、穴なんかが&br;開いてやがるんだよ!|
|~ミュウ|
|ご主人様!&br;転んでしまったですの?&br;大丈夫ですの?|
|~ルーク|
|うるせーブタザル!&br;おめーに心配されるほど&br;落ちぶれて…いてて…|
|くっそー、腰打っちまった。&br;しかも、服まで泥だらけじゃねぇか…!|
|今日の昼飯から一体&br;なんなんだっつーの!&br;なんで俺がこんな目に合わなきゃ&br;ならないんだよ!|
|~ティア|
|確かにお昼はついてなかったわね。&br;でも今のは自業自得よ。|
|よそ見歩きをしていて、&br;注意力が散漫だったから。|
|そういえばルーク、&br;あなたが食べた分と落とした分のグミ、&br;ちゃんと次の街で買いに行くのよ。|
|~ルーク|
|ええ!?&br;めんどくせー!&br;なんで俺が…!!|
|~ティア|
|不要な浪費をしたのだから&br;当然でしょう?|
|~ミュウ|
|ご主人様、大丈夫ですの!&br;ミュウもお買いもの、手伝いますの!|
|~ルーク|
|ブタザルに買い物の手伝い&br;なんか出来るかっつーの!|
|~ミュウ|
|みゅうぅぅぅぅぅぅ|
|~ティア|
|ルーク!&br;ミュウに当たるのはよしなさい!|
|さぁ、街が見えてきたわ。&br;もう少しだからがんばって。|

*ご主人様の”運”を求めて 前 [#n2c37c8e]
|~ |
|CENTER:──街にて…|
|~ティア|
|今日の宿はここにしましょう。&br;大通りへも近いし便利だと思うわ。|
|~ルーク|
|なーんかいまいちパッとしねー宿だけど、&br;ま、ティアにしては及第点&br;ってとこだな。|
|~ルーク|
|お!&br;飯屋も一緒になってるじゃねーか!|
|よーし!飯だ、飯!|
|~ティア|
|ルーク!!&br;はぁ…仕方ないわね。|
|~ルーク|
|おせーぞ、ティア!&br;俺は腹が減ってるんだよ!|
|~ティア|
|落ち着いて、ルーク。&br;ミュウもごはんにしましょう。|
|~ミュウ|
|はいですの!&br;これでご主人様の腹ペコも&br;直りますの~!|
|~客|
|オヤジ、チキンサンドくれ!|
|~店主|
|あいよ!|
|~ルーク|
|"チキンサンド"?&br;──おっ!この店の名物なのか!|
|うまそうだし…、俺好物だし…&br;"チキンサンド"食いたい!|
|おっさん!&br;チキンサンドを…|
|~店主|
|にーちゃんすまないね!&br;今の注文でチキンが切れちまってな。&br;すまないが、別のメニューで頼めるかい?|
|~ルーク|
|──なんだとおぉぉぉ!!!|
|~ティア|
|ルーク!そんな事で苛立つのは&br;みっともないからやめなさい。&br;別の料理を注文すればいいんでしょう?|
|~ルーク|
|くっそおお…なんなんだよ。&br;さっきのことといい…&br;ついてねぇ…。|
|~ミュウ|
|ティアさん、ティアさん&br;ついてねぇ…ってどういう意味ですの?|
|~ティア|
|運がない…いいことが続かなくなってる&br;っていう意味ね。|
|~ミュウ|
|いいことが続かなくなってるですの?&br;ご主人様は、その運を&br;無くしちゃったんですの?|
|~ルーク|
|そうに決まってんだろ!&br;そうじゃなかったら、この俺が&br;こんな目に合うはずがねぇ!&br;仕方ねぇ…別ので我慢するか…|
|~ミュウ|
|…大変ですの。&br;ご主人様の一大事ですの!|
|~ティア|
|他のメニューもおいしそうね。&br;チェリーパイなんてあるみたいだし。&br;ね、ミュウ、あなたは何に…|
|あ、あら?|
|ミュウ?&br;どこに行ったの?|
|ルーク!&br;ミュウの姿が見えないわよ!|
|~ルーク|
|ブタザルならさっき出てったぜ?&br;なんかうまそーな匂いでも&br;嗅ぎ付けたんじゃねーの?&br;そのうち戻ってくるって。|
|~ティア|
|ルークの破れたハンカチも無くなってる…。&br;ミュウ、一体どこに…?|
|~ミュウ|
|ご主人様が不機嫌ですの…|
|そういう時こそ、ミュウが&br;ご主人様の為にがんばるですの!|
|まずこのハンカチを、お金に換えて、&br;お買い物のお手伝いですの!&br;アップルグミをご主人様に届けて…|
|その後は…ご主人様の運を探すですの!&br;きっと、ご主人様はどこかで"運"を&br;落としてきちゃったですの!|
|だから、ボクが探すですの!&br;そうすればご主人様はチキンサンド&br;食べ放題ですの!!!|
|~ |
|CENTER:かくして、&br;ミュウの一生懸命な&br;小さな冒険が幕を開けた|

*ご主人様の”運”を求めて 後 [#zef07ad0]
|~ミュウ|
|でも、ご主人様の"運"──|
|手がかりも何もないですの…&br;一体どこを探したらいいですの…?|
|~???|
|あーあ…タッチの差で、&br;や~られちゃったな~|
|近くの遺跡は盗賊たちが漁った後、&br;だったなんて…&br;予定が狂ったな~。どーしよ。|
|~ |
|こつん|
|~???|
|あり?足に何か柔らかい物が。|
|~ミュウ|
|ご、ごめんなさいですの!&br;考え事をしていたら、&br;ぶつかってしまったですの!|
|~ノーマ|
|あっれー!&br;ミュっちじゃーん!&br;ボーっとしちゃって、どったの?|
|~ミュウ|
|!?&br;ああ!&br;ノーマさんですの!?|

*落し物捜索コンビ結成!? 前 [#u7384646]
|~ノーマ|
|ふ~むふむぅ~&br;なっるほどねぇ~|
|ルーくんが、アップルグミを落としたり&br;お昼をくいっぱぐれちゃったり&br;乱闘に巻き込まれたり&br;穴に落ちたりハンカチ破れたり|
|今も、食べたかったものが&br;別の人がオーダーして、品切れに&br;なっちゃったんだよね?|
|~ミュウ|
|そうなんですの…それでご主人様は&br;とっても不機嫌なんですの…|
|だからミュウはご主人様の"運"を&br;探してるんですの!|
|~ノーマ|
|”運”かぁ…そりゃ厄介だね|
|~ミュウ|
|ノーマさんはご主人様の"運"を&br;見てないですの?&br;もし見てたら教えてほしいですの…|
|~ノーマ|
|ん~…見なかったかなぁ…|
|(というか運って落とすもんでもないし…&br;遺跡の件がオジャンになったから、&br;この際何でもいいから一儲けできれば、&br;とは思ったものの。)|
|(お金の匂いはしないどころか&br;ぶっちゃけめんどくさいっていうか&br;──って、あり?)|
|ところでミュっち♪&br;なんで破れたハンカチなんか&br;持ってるの?|
|~ミュウ|
|これはご主人様のお買い物の&br;お手伝いですの!&br;これを売ってお金にして、&br;アップルグミを買うんですの!|
|~ノーマ|
|へぇ、偉いね~。健気だね~。|
|(あのハンカチ…このノーマ様の見立てでは&br;上等な絹使ってそうだし、破れてても&br;そこそこの金額になると見た!)|
|(ルーくんはお金持ちのボンボンだし&br;ミュっちを助けて運を上げてあげれば&br;お礼にいいものもらえちゃうかも!?)|
|よーし!ミュっち!その"運探し"!&br;ミュっちの健気さに心打たれた&br;このあたしが手伝ってあげる!|
|~ミュウ|
|!!本当ですの!?|
|~ノーマ|
|おうよ!&br;最強のトレジャーハンター!&br;ノーマさんにまっかせなさい!!!|
|~ミュウ|
|ありがとうですの!!&br;心強いですの!|
|~ノーマ|
|(にっしししし♪&br;これでお礼がガッポガポ~♪)|
|~ミュウ|
|??&br;ノーマさんどうかしたですの?|
|~ルーク|
|あ、いやがった!&br;おい!!何やってんだブタザル!!|
|~ミュウ|
|あ!ご主人様ですの!|
|~ノーマ|
|お!ルーくん!丁度いい所に!&br;ルーくんの事で悩めるミュっちの&br;お手伝いをする事になったから、&br;あたしのギャラよろしくね~♪|
|~ルーク|
|はぁ!?&br;おい!なんでそんな話に&br;なってんだよ!|
|~ノーマ|
|ひとまず、このハンカチは&br;前金ってことで♪|
|~ルーク|
|なんでてめーにやらなきゃ&br;なんねーんだよ!|
|~ノーマ|
|最強~のトレジャーハンター&br;ノーマさんが手伝うんだよ!?&br;成功報酬なんかじゃ足りないって~|
|~ノーマ|
|よっしゃーミュっち!&br;ノーマさんとミュっちの&br;ルーくん落し物捜索コンビの結成だよ!|
|~ミュウ|
|結成ですの~!!|
|~ノーマ|
|そうと決まったら善は急げ!&br;ミュっちいっくよ~!!!|
|~ミュウ|
|はいですの~!|
|~ルーク|
|あ!おいコラ!&br;てめーら待ちやがれ!!!|
|~ルーク|
|はぁはぁ…&br;あいつら…どこ行きやがったんだ…|
|~ティア|
|ルーク!&br;ミュウは見つかった?|
|~ルーク|
|いや、さっきノーマといたとこは&br;見たんだけど…&br;くっそーあのブタザル…|
|~ティア|
|心配ね。今、この街、&br;少しごたごたしているみたいだし…|
|~ルーク|
|ごたごたぁ?|
|~ティア|
|ええ。さっき通りで&br;聞いたんだけど…|
|先日、この街の図書館に盗賊が入って、&br;幻の本が盗まれたらしいのよ。&br;その犯人の一団が、&br;まだ潜伏してるらしいの|
|遺跡荒らしのような事も&br;してる集団みたいだし…&br;早くミュウを見つけましょう。|
|~ルーク|
|かぁ~…!&br;なんで俺がこんな事しなきゃなんねーんだ!&br;勝手なことしやがって、あのブタザル、&br;見つけたらただじゃおかねー!!|

*落し物捜索コンビ結成!? 後 [#w4ec2009]
|~ミュウ|
|それで、ノーマさん!&br;どうしたら"運"を見つけられるんですの?|
|~ノーマ|
|そうだねぇ…&br;まぁ、まずは足を使って探してみよー!&br;(ミュっちが満足するまで一緒に探して&br;それで切り上げ、って感じかな)|
|むむむむ…!&br;ノーマさんのセンサーが反応していますな~&br;ミュっち!あの樽が怪しいよ!|
|~ミュウ|
|はいですの、ノーマさん!&br;アターック!|
|~ノーマ|
|そんな思い切り体当たりせんでも。|
|~ミュウ|
|ノーマさん!何かあるですの!&br;やっぱりノーマさんはすごいですの~!|
|~ノーマ|
|え!?ホントに!?|
|…って、いやいや。|
|そーでしょ!&br;あたしにかかればざっとこんなモンよ!|
|~ミュウ|
|何か…本…ですの?|
|~ノーマ|
|見せて見せて!&br;えっと~…なになに?&br;"今日からあなたもラッキーカムカム&br;~今すぐ実践、幸運体質への道!~"|
|おお!!これは!!&br;とってもぴったりな題名の本じゃない!|
|~ミュウ|
|…それがご主人様が&br;落とした"運"ですの?|
|~ノーマ|
|そのものじゃあないけれど…&br;幸運を呼び込む方法が書いてあるね。&br;これをルーくんに読ませれば、&br;効果、あるかもよ。|
|~ミュウ|
|それはとっても素敵ですの!|
|──でも…どうして樽の中に&br;本があったですの?&br;誰かの落し物ですの??|
|~ノーマ|
|落し物…かなぁ…?|
|何か隠されてたっぽくも見えるけど…&br;ま、いっか。細かい事は気にしない!|
|~ミュウ|
|みゅ?本になにかハンコが押して&br;あるのですの。|
|~ノーマ|
|ん?どれどれ…「国立図書館」。&br;この街の真ん中にあるやつだねぇ。|
|~ミュウ|
|さっそく返しに行くですの!|
|~ノーマ|
|え?さっそく?返しちゃうの?&br;ルーくんにこれ見てもらってからでも&br;いいんじゃないの?|
|~ミュウ|
|ダメですの!ノーマさん!&br;落し物はちゃんと返さないと&br;いけないですの!|
|その後でご主人様のために貸してもらって&br;"運"を取り戻すですの!&br;急ぐですの!|
|~ノーマ|
|あ、まってよミュっちー!|

*”ラッキーカムカム”を守れ! 前 [#cc12a529]
|~ミュウ|
|急ぐですの~!急ぐですの~!|
|──わっ!?|
|~ |
|──ぎゅむッ!!!!|
|~???|
|一体どこに行ったんだ、あの本は…&br;なんとか今日中に見つけ出さないと…|
|~キール|
|なんでぼくが図書館管理を代理で&br;引き受けた時にこんな事が起こるんだ…|
|それもこれも…&br;ファラが困ってる人を見過ごせないよなんて&br;おせっかいな事を言い出すからだ…|
|~ |
|──ぎゅむッ!!!!|
|~ミュウ|
|みゅうううう!!!!|
|~キール|
|ん?&br;何か踏んだか?|
|~ミュウ|
|みゅううううぅぅぅぅ!!!!|
|~キール|
|!?ミュウ!?|
|~ミュウ|
|みゅうううう…。|
|~キール|
|──おっと!&br;すまないな、踏みつけてしまって。|
|~ミュウ|
|キールさんですの!お久しぶりですの!&br;ボクは大丈夫ですの!&br;丈夫に出来てますのー!|
|~キール|
|…そ、そうか。それならいいが…&br;こんなところで何をしているんだ。&br;こっちには図書館しかないぞ。|
|~ミュウ|
|落し物を届けに来たんですの!&br;きっと困ってるはずですの!|
|~キール|
|落し物…?図書館にか?&br;落し物を届けるのは図書館じゃない。&br;駐在兵に届けた方がいいだろう。|
|~ミュウ|
|ちゅーざいへいって…なんですの?|
|~キール|
|はぁ…そんな事もわからず&br;落し物を届けようとしていたのか?|
|~ノーマ|
|ああー!!&br;やっと追いついたぁ~…&br;ミュっち速すぎ!!|
|お?キー坊じゃん、おっひさ~!|
|~キール|
|おい…今の…それは僕のことか?|
|~ノーマ|
|そうだよー!キー坊はキー坊じゃん!|
|~キール|
|ぼくはキールだ!&br;人に変なあだ名を付けるな!|
|~ノーマ|
|ところでキー坊、こっちに行くと&br;図書館…であってる?|
|~キール|
|だから、勝手にあだ名を…&br;…もういい…言っても無駄だな…。|
|お前達、落し物を届けにいくのに&br;何故図書館に行くんだ。&br;駐在兵に届け出るのが普通だろう。|
|さっさと駐在兵のところに行くんだな。&br;あいにくぼくはお前達に構っている程&br;暇じゃないんだ。|
|~ノーマ|
|ぶー!キー坊のケチー!!&br;ミュっち、さっさと図書館に&br;"ラッキーカムカム”を届けにいっちゃお!|
|~ミュウ|
|はいですの!|
|~キール|
|──!?ちょっと待て!&br;ノーマ、今お前なんて言った!?|
|~ノーマ|
|へ?&br;"ラッキーカムカム”だけど??|
|なになに~?キー坊、こ~んな本に&br;興味があるの~?|
|~ |
|CENTER:(ラッキーカムカムの絵)|
|~キール|
|──本当だ!確かに、それは&br;ラッキーカムカム…!!!|
|~ミュウ|
|キールさんもご主人様と同じで&br;"運"を落としちゃったんですの?|
|~キール|
|ちがう!!そんなわけないだろう!&br;お前達が持っている本、それは&br;先日、王立図書館の&br;封印書庫から盗まれた本なんだ!|
|~ミュウ / ノーマ|
|ええええっ!?|
|~キール|
|この本は幸運について書かれた物…&br;だが、ただの本じゃないんだ。|
|書いた者──高名な魔術師の&br;魔力がこめられている"魔書"で&br;持つものに幸運をもたらすと&br;言われている。|
|過去にはこの本を巡って&br;国同士の争いまでおこった&br;学術的にも価値のある本なんだ!|
|~ノーマ|
|え…そ、そんなスッゴイ本だったわけ??|
|~キール|
|とにかく、見つかって良かった。&br;さて、じゃあその本は&br;ぼくがあずからせてもらう。|
|~ノーマ|
|は?&br;なんでキー坊に預けなきゃなんないの?|
|~キール|
|ぼくは図書館の管理を任されてるんだ。&br;だからぼくがこの本を預かる義務がある。|
|~ミュウ|
|どうしてキールさんが図書館で&br;働いてるんですの??|
|~ノーマ|
|そーだそーだ!&br;キー坊は学士やってるはずでしょー!?&br;なんで旅先の図書館で管理なんて&br;してるのさ!|
|~キール|
|だまれ!ぼくのせいじゃない!&br;それもこれも…全部ファラのせいだ…|
|ファラがこの図書館の館長が&br;遠方に住んでいる娘夫婦に会いに行くために&br;どうしても休みが欲しいなんて話を&br;聞いたばっかりに…|
|またいつものおせっかい癖がでて、&br;キールは学士なんだから、&br;こういう本の扱いも得意だよね?なんて…&br;ぼくは、巻き込まれただけなんだ!|
|~ミュウ|
|キールさん、すごいですの!&br;なんでもできちゃうですのー!|
|~ノーマ|
|それで、キー坊が管理してた時に&br;盗賊に入られちゃったわけだ。&br;ありゃ~。キー坊災難だねぇ…|
|~キール|
|そ、それは少し不意をつかれただけだ!&br;今はもうどういった奴らが&br;この本を狙っているかわかるしな。&br;野蛮なやつらに後れを取ったりはしないさ。|
|~ノーマ|
|でもさ、そんなヤバイ本を&br;キー坊一人に持たせてバイバイ~って&br;わけにはいかないでしょ?|
|~ミュウ|
|そうですの。ひとりは危険ですの!&br;図書館まで一緒に行くですの!|
|~キール|
|ぼくを馬鹿にしているのか?&br;お前達に守ってもらわなくても──|
|~盗賊|
|見つけたぜ!手間取らせやがって!|
|~キール|
|──!?|
|~盗賊|
|隠し場所から持ち出す奴がいるとはな…!&br;さぁ、その本を返してもらおうか!|
|~キール|
|ふん!──ファイアーボール!|
|~盗賊|
|ぬああああああああ!??|
|~キール|
|見ての通りだ。問題ないさ。|
|~ミュウ / ノーマ|
|おお~! (ぱちぱちぱちぱち)|
|~キール|
|そういうわけだから、お前達は──|
|~盗賊小隊長|
|あいつらだ!&br;あいつらが本を持ってるぞー!&br;もう一度奪い返せー!|
|~盗賊小隊|
|(だだだだだだだっ!!!)|
|~ミュウ|
|盗賊の仲間が来たですの!|
|~キール|
|この本はぼくに任せて…|
|~盗賊中隊長|
|一人やられてるぞ!&br;数だ!数揃えてこい!|
|~盗賊中隊|
|(どどどどどどっ!!!!)|
|~ノーマ|
|あちゃー、かなりいるねー&br;ひぃふぅみぃ…100人ぐらい…?|
|~キール|
|お、大人しく、や、宿にでも帰ってだな…|
|~盗賊大隊長|
|まだだ!まだ連れてこい!&br;全力でかかるぞー!|
|~盗賊大隊|
|(ずどどどどどどどどどっ!!!!)|
|~キール|
|…ま、まだいるのか…!?|
|~ノーマ|
|ふっふっふ~。ほら見たことか~!&br;やっぱりキー坊一人じゃ危ないって!|
|この最強お宝捜索コンビ!&br;ノーマとミュっちにまっかせなさい!|
|~キール|
|そ、そこまでいうなら&br;勝手について来ればいい。&br;…だが、依頼はしてないから&br;謝礼は出ないからな!|
|~ノーマ|
|──ぎくっ!|
|…まぁ、報酬は&br;館長に払ってもらえばいっか。|
|先陣はこのノーマさんにまっかせなさい!|
|~ミュウ|
|ノーマさん、気を付けるですの!&br;こ、怖いけど、&br;ボクもがんばるですの!|

*”ラッキーカムカム”を守れ! 後 [#m9d5fd96]
|~キール|
|ふぅ…なんとか無事図書館まで&br;たどり着いたな…|
|~ノーマ|
|ふっふ~ん♪そりゃあ、&br;最強トレジャーハンターノーマさんが&br;ついてたわけだし!&br;こりゃお礼は奮発してもらわないとね~♪|
|~キール|
|なにが奮発だ。&br;自分から謝礼を要求するなんて&br;恐喝罪に値するぞ。|
|~ノーマ|
|なんでよー!&br;せっかく届けに来てあげてるのに&br;なんで恐喝罪なんかになるわけ!?|
|~キール|
|ふん。自分の噂が&br;どんなふうに流れているのか…&br;聞いた事がないわけじゃないだろう?|
|"トレジャーハンター"ノーマと、&br;"遺跡荒らし"ノーマ──&br;どっちの方が名が通ってると思ってる?|
|~ノーマ|
|ぎ、ぎく!&br;それはぁ~まぁ~…あっははははは♪|
|~ルーク|
|こらぁ!ブタザル!!!&br;やっと見つけたぜ!!|
|~ティア|
|ミュウ!心配したのよ!&br;──あら?キール。&br;どうしたの、こんな所で?|
|~キール|
|いや…色々とあって──|
|~ルーク|
|ブタザル、てめー、&br;なにしてやがったんだ!!!|
|~ミュウ|
|みゅうぅぅぅぅう!&br;振り回さないで欲しいですのー!&br;い~た~い~で~す~の~|
|~ティア|
|ルーク!&br;ミュウが痛がってるわ!|
|~キール|
|──相変わらず乱暴な奴だな…|
|~ルーク|
|やいこらノーマ!&br;てめーめんどくせーことに&br;ブタザル巻き込んでんじゃねーよ!|
|~ノーマ|
|ちょっと、ずいぶんな言い方じゃない?&br;あたしはミュっちに協力して、&br;ルーくんの"運"を&br;探してあげようとしてたんだよ!|
|もっと褒めて、お礼をくれるぐらいのこと&br;しなさいよー!ぶーぶー!|
|~ルーク|
|なんだそりゃ。&br;どうせ、てめーがブタザルに妙なこと&br;吹き込んだんだろ!|
|~ミュウ|
|違うですの!ノーマさんはご主人様のために&br;お手伝いしてくれてたですの!&br;それに、図書館の落し物も見つけて&br;届けたですの!|
|~ティア|
|図書館の落し物…?|
|~キール|
|ああ。実は──|
|~ |
|CENTER:(フェードアウト・イン)|
|~ティア|
|…そんな事があったのね。&br;ミュウ、偉いわ。|
|~ルーク|
|へっ!何が偉いんだっつーの。&br;勝手に動き回って勝手に&br;巻き込まれただけじゃねーか。|
|~ミュウ|
|みゅみゅ~。&br;ご主人様がやっぱり不機嫌ですの…&br;ミュウはご主人様のお役に&br;たてなかったですの…?|
|~???|
|キールくん!&br;あの本を無事取り戻してくれたのかい!?|
|~ノーマ|
|ほえ??&br;だれ??キー坊知り合い?|
|~キール|
|ああ。紹介するよ。&br;こちらはこの街の図書館を管理している&br;館長だ。|
|はい──無事、ここに。&br;ここにいるノーマと、&br;チーグル族のミュウが&br;取り戻すのを手伝ってくれました。|
|~館長|
|おお!確かにこれは、&br;魔書・ラッキーカムカム…!&br;いやー!良かったよ!|
|これが悪い者の手に渡っていたらと思うと…&br;ありがとうございます。&br;改めて、厳重に封印させて頂きます。|
|いやぁ、ご協力して頂いた皆様には&br;お礼をしなければいけませんな!|
|~ |
|CENTER:(袋の絵)|
|~館長|
|…こちら、受け取っていただけますかな?|
|~ノーマ|
|はいはーい!&br;もっちろん、いっただっきま~す!|
|わ!見て見て!&br;綺麗な宝石だよ!&br;かなりの値打ちモンと見たね!&br;ラッキー!|
|~館長|
|チーグル族のあなたには、&br;宝石や金品ではない方が良いでしょうから…|
|~ |
|CENTER:(袋の絵)|
|~館長|
|こちらを──|
|~ミュウ|
|ありがとうですの!&br;ティアさん、袋、開けて欲しいですの!|
|~ティア|
|分かったわ。──えっと…|
|──!?&br;こ、これって!|
|~ルーク|
|あん?どうしたんだよ、ティア?|
|~ティア|
|アップルグミが50個と…&br;…チキンサンドがたくさん……!|
|~ミュウ|
|──!|
|~ルーク|
|おっ、うまそうなチキンサンドだな。&br;丁度さっき、食いっぱぐれた所だったんだ。|
|~館長|
|娘夫婦の元にいった時に購入した&br;観光地の名産品です。&br;並ばなければ手に入らない程の絶品ですよ。|
|~ルーク|
|アップルグミも、&br;これだけ沢山もらえりゃ&br;買い出しにいかなくても済むし、&br;へへっ、ついてるな!|
|~ミュウ|
|ご主人様、ついてるですの!?|
|~ノーマ|
|ミュっちが頑張ったお礼なのに、&br;ルーくんが喜んじゃってるよ。|
|~ミュウ|
|よかったですの!&br;これでご主人様に"運"が&br;戻ってきたですの!|
|~ノーマ|
|まぁ、ルーくんの"運"を&br;頑張って探してたから、&br;ミュっち的にはこれでアリ、なのか。|
|~ティア|
|それにしても…私達が&br;──というかルークにかかっていた&br;不運を解消する物ばかり&br;お礼にもらうなんて…|
|こんな偶然、あるのかしら?|
|~キール|
|もしかしたら…|
|しばらく持ち歩いていたから、&br;本の持つ幸運の魔力が、&br;ミュウに何らかの影響を&br;与えているのかもしれないな。|
|その幸運の力が、&br;不運を打ち消した…&br;科学的な根拠はないが…&br;仮説としては成り立つ話だ。|
|~ティア|
|なるほど…。じゃあ、今のミュウは&br;"ラッキー"を運んでくる&br;幸運のチーグル族になっているのかも&br;しれないわね。|
|~ノーマ|
|幸運大使ミュっち、ってわけか。&br;すごいじゃん!|
|~ミュウ|
|みゅみゅ!?&br;"ラッキー"を運べるように&br;なってるですの!?|
|それは、とっても素敵ですの!|
|~ルーク|
|このブタザルがねぇ…&br;そんな力を持ったようにはおもえねーけど…&br;ま、今回ばかりは褒めてやってもいいか。|
|~ミュウ|
|ボク、お役に立ったですの!&br;これからもボクがご主人様に&br;ラッキーを運ぶですの!!!&br;ミュウは幸運大使ですの!|
|~ルーク|
|調子にのんじゃねぇよ!&br;このブタザル~!!!!|
|~ミュウ|
|みゅううぅぅぅぅぅぅぅ!&br;振り回さないで欲しいですの~~~!|
|~ |
|CENTER:ミュウが起こした、"幸運"の奇跡──|
|CENTER:本が持つという、"幸運の魔力"が&br;起こしたものなのか?|
|CENTER:もしかしたら──|
|CENTER:ミュウの一生懸命さを見ていた、&br;"幸運の神様"が、&br;少しだけ、力を分けてくれたのかもしれない|
|CENTER:どちらにしても。&br;"幸運大使"は、今日もまっすぐ一生懸命。|
|CENTER:誰かの為に──&br;"幸運"を届けようと、一生懸命だ。|
|CENTER:──みんなの為に。|
|~ミュウ|
|それでは、幸運大使の&br;ミュウから皆様に、ラッキーを&br;お届けするですの!|
|──みゅみゅみゅ…&br;みゅう~~~!!!!|
|~ |
|CENTER:(流れ星のエフェクト)|
|~ミュウ|
|これで、ばっちりですの!|
|~ |
|CENTER:──fin──|

おしまい

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